過去ログ - TAG FORCE EXTRA 【遊戯王5D'sタッグフォース】 -SS速報VIP

過去ログ - TAG FORCE EXTRA 【遊戯王5D'sタッグフォース】

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1:バーバリアン４８[sage]
2014/12/26(金) 21:31:52.87 ID:107l3MwDO
遊戯王タッグフォースＳＰの発売を祝って、SSを書こうと思い立ちました。見苦しい所も多々あるかと思いますが、読んで頂けたら幸いです。

SSWiki : ss.vip2ch.com

2:名無しNIPPER[sage]
2014/12/26(金) 22:10:00.40 ID:tcdJzMR/0
凄そうなバーバリアンだな

3:バーバリアン４８[sage]
2014/12/26(金) 22:16:40.79 ID:107l3MwDO
甲高いエンジン音が響く。赤いバイク──Ｄホイールが滑るように地面を疾走していた。

「…………」

走っているのは舗装されている道路などではなく、数え切れないコンクリートの破片やゴミが散乱している悪路だ。

以下略

4:名無しNIPPER[sage]
2014/12/26(金) 22:21:53.66 ID:zpxHccdhO
コテ外せよ

5:バーバリアン４８[sage]
2014/12/26(金) 23:13:16.80 ID:107l3MwDO
「……42秒」

タイムは思っていたより振るわない。昨日と比べれば2秒ほど速くなってはいるが、とても満足できない。雑念のせいか。

居住区に入ると、ちらほらと人影が見えてきた。満足に電気も通っていないせいで、寒さを凌ぐために身を寄せ合って火を焚いている。

以下略

6:名無しNIPPER[sage]
2014/12/26(金) 23:36:56.22 ID:107l3MwDO
「くっ……！」

車体を横に逃がしつつ、タイヤの摩擦でもって減速。降り積もった埃のせいで滑る。それでも減速。地面を削りながら、なんとか停止した。暗闇と砂埃のために、視界はほぼゼロだった。

最悪の予想が頭をよぎる。Ｄホイールから飛び降り、ヘルメットを投げ捨てつつ、轢いてしまったかもしれない歩行者の無事を確認した。

以下略

7:名無しNIPPER[sage]
2014/12/27(土) 00:01:24.85 ID:NIgt02XrO
作者はsagaしたほうがいいよ～

sageは更新に気づきにくいからね

8:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 00:09:54.29 ID:T+VbkkeDO
ご指摘ありがとうございます。直しました

9:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 00:53:25.87 ID:T+VbkkeDO
《チューン・ウォリアー》
チューナー(通常モンスター)
星３/地属性/戦士族/攻1600/守200
あらゆるものをチューニングしてしまう電波系戦士。常にアンテナを張ってはいるものの、感度はそう高くない。

以下略

10:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 00:55:32.01 ID:T+VbkkeDO
今日はこの辺で失礼します。読んで頂いた方、ありがとうございました。

11:名無しNIPPER[sage]
2014/12/27(土) 00:57:21.40 ID:bzWedIuK0
乙そして期待

12:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 15:23:46.93 ID:T+VbkkeDO
「あ、遊星、コナミ！おかえり！」

シャッターが開くと同時に、ガレージ内に元気な声が響く。今は夜だ。寝静まっていた住人達は、突然の大声に飛び起きた。

「うるせえぞラリー！いま何時だと思ってんだ！」

以下略

13:名無しNIPPER[sage]
2014/12/27(土) 15:29:24.31 ID:lCv5aOECO
いいね

14:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 15:49:18.92 ID:T+VbkkeDO
「今日は遅かったね。待ちくたびれて、みんな寝ちゃってたよ」

二人を迎えようと待っていたラリー達だが、いつまでも帰ってこないので一人、また一人とガレージで寝てしまっていた。起きていたのはラリーだけだ。

「……ああ。タイム計測に夢中になってしまっていた」

以下略

15:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 17:57:06.18 ID:T+VbkkeDO
「あいつらも良くやるねぇ……」

二つある二段ベッド、その上段に上がりながらブリッツが呟く。下段はラリーの場所だ。布団に潜り込みながら、ラリーは目を閉じる。

「でも、コナミが来てから遊星は楽しそうだ」

以下略

16:名無しNIPPER
2014/12/27(土) 18:07:49.01 ID:ZQ96QoplO
あ

17:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 18:19:37.57 ID:T+VbkkeDO
「…………」

沈黙が降りた。遊星はある目的のために、サテライトからシティに渡ろうとしている。二つの街の交通は治安維持局から完全に管理されており、通常の手段では渡れない。

しかし、物事には例外がある。

以下略

18:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 18:53:57.39 ID:T+VbkkeDO
「俺のせいで、遊星はＤホイールもスターダストも持っていかれちゃったんだから」

「それは……」

「それに、このまま何もしないで遊星を見送るつもりなんて無いし」

以下略

19:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 20:03:22.62 ID:T+VbkkeDO
「……ラリーか」

こちらを見つけると、コナミはゴミ山の上から滑り下りてきた。左腕のデュエルディスクには、結構な枚数のカードが納められている。

「遊星のためにパーツ集めか」

以下略

20:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 20:26:16.93 ID:T+VbkkeDO
「じゃ、帰ろうか。遊星に早くパーツを見せたいし」

「……そうだな。荷物は俺が持とう。転ぶと危ない」

「大丈夫だって、これくらい」

以下略

21:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 20:41:53.48 ID:T+VbkkeDO
「……間違いがあるな」

コナミが静かに口を開いた。

「間違い……？なんだい？」

以下略

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