過去ログ - TAG FORCE EXTRA 【遊戯王5D'sタッグフォース】 -SS速報VIP

過去ログ - TAG FORCE EXTRA 【遊戯王5D'sタッグフォース】

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381:名無しNIPPER[saga]
2015/02/09(月) 20:58:16.30 ID:vzvV07TDO
「…………」

「もうすぐだ。世界の覇権をかけた戦いが始まる。……逃げることなど出来ない」

「その戦いが終わるまで、龍可をつけ回すのか」

以下略

382:名無しNIPPER[saga]
2015/02/09(月) 22:10:39.79 ID:vzvV07TDO
「さて、用は済んだ。帰ろう」

「うん……。でも、どうやって？」

「俺達を呼んだのがこの竜なら、戻せるのもこの竜だろう」

以下略

383:名無しNIPPER[sage]
2015/02/15(日) 02:59:24.75 ID:WLmJcVTOo
お？

384:名無しNIPPER[saga]
2015/02/17(火) 12:53:04.47 ID:9nstxy+DO
「わたしは全然……。戦ってくれたのはコナミだもの」

殆ど面識がなかった龍可を守り、傷だらけになりながら戦ったのは彼だ。傷は癒えたようだが、それでも申し訳ない気持ちでいっぱいになる。

以下略

385:名無しNIPPER[saga]
2015/02/17(火) 13:06:34.33 ID:9nstxy+DO
「……龍可、聞きたい事があるんじゃないのか」

「……！」

以下略

386:名無しNIPPER[saga]
2015/02/17(火) 13:23:24.02 ID:9nstxy+DO
竜から放たれた光が、世界を満たしていく。別れの時が近い事を悟り、龍可は声を張り上げた。

「わたし、もう忘れないから！だから……」

以下略

387:名無しNIPPER[saga]
2015/02/17(火) 13:50:22.39 ID:9nstxy+DO
本当に簡単な一言だったが、同時に、一番聞きたい言葉でもあった。嬉しさと安心から、視界が涙で歪む。気が付けば、コナミの首に腕を回し、抱きついていた。

「良かった……」

以下略

388:名無しNIPPER[saga]
2015/02/17(火) 14:13:03.89 ID:9nstxy+DO
男性の連絡先だと思うと、頬が熱くなる。

「今日はもう遅い。送っていこうか」

以下略

389:名無しNIPPER[sage]
2015/02/17(火) 16:05:18.72 ID:NXXFCeXSO
黒装束…いったいどこの満足なんだ…

390:名無しNIPPER[saga]
2015/02/17(火) 19:11:47.94 ID:9nstxy+DO
暗い部屋に、揺らめく蝋燭(ろうそく)の炎を眺める二人の男の姿があった。一人は禿頭で、先ほどまで精霊界に分身を送っていた人物である。

名を、ディマク。冥界の王に仕えしダークシグナーの一人だ。

以下略

391:名無しNIPPER[saga]
2015/02/17(火) 19:32:15.43 ID:9nstxy+DO
「しかし……今回の件で四百年分の蓄えが消えました。私には、いまだに作戦の意図が見えないのですが」

「ふむ、聞きたいか」

以下略

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