過去ログ - 少年「そんな『憎悪』が、あってたまるか」
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26: ◆BEcuACNawuaE[saga]
2014/12/27(土) 00:50:10.98 ID:YBOMP4fI0

「お前の言った通りだったな○○。やっぱり□□は逆恨みして俺を襲ってきたぞ」
「う、うん……そうだね……」

○○くんは気まずそうな顔で、××くんとも僕とも目を合わせようとしなかった。
全ては罠だったのだ。
××くんは僕が自分を襲うように仕向けたのだ。
おそらく、襲うタイミングも筒抜けだったのだろう。
でも何で? なんの為に?

「あのなぁ□□。お前なんかが俺に適うわけがないだろ?
 お前は全ての面で俺に劣っているんだ。そうだろう?
 現に見ろ、お前の味方なんてこの世には一人もいない。
 まあ、そうだよな。お前みたいなクズに味方するやつなんているはずがない。
 ○○もこうして、こうして俺の味方なわけだしな」

その言葉で理解した。
彼はわざと僕に希望を抱かせて、その後にそれが幻だと明かすことで、
僕をより深い絶望にたたき落とすつもりだったのだ。

僕は助からないと。僕が彼に勝つことは未来永劫ないと。


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