過去ログ - 少年「そんな『憎悪』が、あってたまるか」
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33: ◆BEcuACNawuaE[saga]
2014/12/27(土) 01:03:18.99 ID:YBOMP4fI0
少年院を出て半年後。
僕は様々な武器を準備し、さらに××くんの行動パターンを調べ、
わざと彼を林の中に誘導した。

そして現在、彼と対峙している。

「久しぶりだね、××くん。もう暗くなっているけど、何の用だい?」

久しぶりに彼の姿をまともに見た為に、背中と右目が焼かれているように感じたが、
なるべく平静を装う。

「決まっているだろう。お前のせいで俺の人生が狂ったんだ。
 だから、今からお前に制裁を加える」
「僕のせいで君の人生が狂った?」
「そうだ! お前が余計なことをしなければ、俺の人生は順調だった!
 今頃名門の野球部でレギュラーを勝ち取り、プロからも注目されていたはずだ!
 だからお前が憎くて仕方がない! お前を殺せば俺の苛立ちも消えて、俺の人生は前に進むんだ!」
「僕が憎い?」
「当たり前だろう! お前如きが俺の人生の邪魔をすることなんて、許されるわけがない!
 この憎しみは正当な憎しみだ! お前が死んだところで誰も悲しまないからな!」
「……正当な憎しみねぇ?」

……正直言って。


何を言っているのだろう、このバカは。


と思った。


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