6:名無しNIPPER[saga]
2014/12/26(金) 23:45:12.84 ID:VFwLfK0L0
さて、話を戻そう。
俺は高坂穂乃果の冬季用の練習着として買われ、半年でその仕事を終えた。
普通、運動着ってのは少なくとも2,3年は持つものだが、それはすごく嬉しい誤算で、会えたのがあいつで良かったと思っている。
あいつで良かったなんてのは道具にしては思い上がった感情なのかもしれないが、事実なのだから仕方がない。
道具は誰がどう使うかでその価値が決まる。
例えば筆、どんなに素晴らしい一本だったとしても用途が小学生の習字の練習では良い仕事は中々できない。
勉強のための用具としてはその筆としての価値は満たされないんじゃないかと思う。
だが、作品に凄まじい値打ちがつくような巨匠に使われたら、それは筆としては最高の用途と言えるだろう。
俺は筆に詳しくないからこの例えが正しいのかは自信は正直無い。
だが、道具はどうせ使われるなら最高の仕事がしたいと思うものだ。
その点、あいつは俺に想像できる限りでは良い方、むしろ最高の持ち主だったと思う。
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