過去ログ - キョン「お前、ハルヒにじゃんけんで勝てるか?」
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11: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/12/27(土) 00:03:43.66 ID:tEcKC4fjo
みくる「じゃあ、あたしはお茶入れますね」

キョン「どうもありがとうございました」

古泉「……」
以下略



12: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/12/27(土) 00:04:30.59 ID:tEcKC4fjo
キョン「そういえばお前はどうなんだ? 強いのか?」

古泉「特に強くも弱くもないと思います。ありきたりな表現ですが、普通と言えると思います」

キョン「10回勝負でやってみよう」
以下略



13: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/12/27(土) 00:05:20.30 ID:tEcKC4fjo
「――最初はグー、じゃん、けん、ぽん!」

キョン「男と放課後に連続でじゃんけんをするのっていうのは画的にどうなんだろうな」

古泉「どうなのでしょうか。あまり望まれる画ではないことは確かですね」
以下略



14: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/12/27(土) 00:06:40.92 ID:tEcKC4fjo
古泉「今から朝比奈さんと三回勝負してみてください。負けたら僕にジュースでも奢ってくれませんか?」

キョン「なんでお前に奢らにゃならんのだ?」

古泉「僕と飲み物を賭けて勝負したとしても、追い込まれ度は同等です。考えようによってはフェアといえます」
以下略



15: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/12/27(土) 00:07:31.08 ID:tEcKC4fjo
キョン「……負けた」

古泉「どうやら本当に何かを賭けると弱いようですね。ストレート負けとは」

キョン「さっきの長門戦がフラッシュバックした。『最初は』と言ってる段階で負けるビジョンが見えちまった」
以下略



16: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/12/27(土) 00:08:34.71 ID:tEcKC4fjo
古泉「……」

キョン「……勝つっていうのは一体どういうことなんだろうな」

    「そもそも争いってやつはは不毛なことだし、これでいいんだ。これで」
以下略



17: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/12/27(土) 00:09:37.24 ID:tEcKC4fjo
キョン「じゃんけんってやつはどうやれば勝てるんだ?」

古泉「振り出しに戻ってきていますよね?」

キョン「精神的な補強というのは間違ってないと思うんだ。なんせ、負けるビジョンが見えたときは確実に負けている」
以下略



18: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/12/27(土) 00:10:55.83 ID:tEcKC4fjo
古泉「涼宮さんは普段傍若無人に振舞っていますが、中身は歳相応の繊細な高校生です」

   「精神的な揺さぶりに弱いことはあなたもご存知でしょう?」

キョン「お前、繊細って言葉の意味を間違えてないか……? 俺にはそうは思えんが……」
以下略



19: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/12/27(土) 00:11:39.18 ID:tEcKC4fjo
古泉「僕は声を出さずにやってみますので、あなたは力の限り叫んで臨んでください」

キョン「端から見てると俺だけ馬鹿みたいじゃねえか……」

古泉「涼宮さんに勝つためですよ」
以下略



20: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/12/27(土) 00:12:27.16 ID:tEcKC4fjo
キョン「大声を出すと勝率が若干上がったような気もするな」

古泉「極わずかですが、勢いとイメージは大事なようですね」

キョン「それだけわかっただけでも収穫といえるだろう。なんせ相手はハルヒだ」
以下略



21: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/12/27(土) 00:13:32.12 ID:tEcKC4fjo
キョン「どうやってだよ」

古泉「涼宮さんが乗りたくなるような勝負を演出すればいいのです」

   「例えばあなたが負けた場合、涼宮さんの犬になるとか……」
以下略



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