16:名無しNIPPER
2014/12/27(土) 01:09:01.90 ID:N5KYgstI0
ぼく「寝ても覚めても、お母さんの顔が浮かんできてさ」
ぼく「おかげで勉強に集中出来ないし」
ぼく「ご飯も喉を――」
17:名無しNIPPER
2014/12/27(土) 01:09:53.32 ID:N5KYgstI0
ぼく「自分で言うのもなんだけど、小学校の頃のぼくはお母さんにべったりだった」
ぼく「よく家事の手伝いとかもしてたし……学校のことも、毎日母さんに話してた」
ぼく「だから急に、お母さんを遠ざけてしまうと」
18:名無しNIPPER
2014/12/27(土) 01:10:53.15 ID:N5KYgstI0
幼馴染「……それはつまり、おばさんへの愛情があるってことでしょう?」
幼馴染「あなたが大人になってから、その愛情をおばさんに注げばいいのよ」
幼馴染「甘えたいって衝動は、今だけよ」
19:名無しNIPPER
2014/12/27(土) 01:11:54.21 ID:N5KYgstI0
ぼく「……切なく、なってくるんだ」
幼馴染「……」
幼馴染「……」ダキツキ
20:名無しNIPPER
2014/12/27(土) 01:12:47.66 ID:N5KYgstI0
幼馴染「……そうね」
幼馴染「こういうのは、どうかしら?」
幼馴染「甘え納め」
21:名無しNIPPER
2014/12/27(土) 01:13:21.61 ID:N5KYgstI0
幼馴染「ま、後はあんたの自由よ」
幼馴染「私はここで、あんたから聞いた話は綺麗さっぱり忘れるからさ」
ぼく「……幼馴染」
22:名無しNIPPER
2014/12/27(土) 01:16:46.96 ID:N5KYgstI0
幼馴染(……あたしも〜)←×
幼馴染(……私も〜)←○
23:名無しNIPPER
2014/12/27(土) 01:19:01.25 ID:N5KYgstI0
〜自宅〜
ぼく「――と、いうわけで、今晩一緒に寝てほしいんだお母さん」
お母さん「……」
24:名無しNIPPER
2014/12/27(土) 01:19:49.81 ID:N5KYgstI0
ぼく「……ううん、違うよ」
ぼく「あくまでもぼくが、お母さんへの甘えを断ち切るために」
ぼく「今夜で全部発散させたいんだ」
25:名無しNIPPER
2014/12/27(土) 01:20:19.90 ID:N5KYgstI0
ぼく「……それじゃあ、その」
ぼく「お母さん、今パジャマでしょ?」
お母さん「……? ええ、もう寝るだけだしね」
26:名無しNIPPER
2014/12/27(土) 01:20:45.64 ID:N5KYgstI0
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