1:名無しNIPPER
2014/12/27(土) 15:53:45.81 ID:fuDSYCEj0
家を飛び出して数分。全力疾走の自転車が向かう先はいつものあの場所。 
  
 窓に黄色いテープで大きく描かれた【765】の文字は今日も眩しい。 
  
 駐輪スペースに自転車を置いて、ドアを開け階段を駆け登る。 
  
 第一声は元気良く! 
  
  
 真美「おっは→!」
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2:名無しNIPPER
2014/12/27(土) 16:00:29.67 ID:fuDSYCEj0
 真美の顔を見るなり、プロデューサーの兄ちゃんと事務員のピヨちゃんが顔を見合わせて血相を変える。 
  
 P「ま、真美…… おはよう……」 
  
 小鳥「おはよう真美ちゃん……」 
3:名無しNIPPER
2014/12/27(土) 16:07:37.22 ID:fuDSYCEj0
 一瞬、静寂が訪れる。 
  
 さっきまでは気が付かなかった携帯の振動音。ママからだ。 
  
 10分くらい前からずっと鳴り続けていたようだ。 
4:名無しNIPPER
2014/12/27(土) 16:15:56.89 ID:fuDSYCEj0
 亜美は通り魔に刃物のようなもので目を傷つけられたそうだ。 
  
 視力が弱まっていた亜美は、ビール瓶の山に激突して気を失っているらしい。 
  
  
5:あぼーん
あぼーん
あぼーん
6:名無しNIPPER
2014/12/27(土) 16:23:11.65 ID:fuDSYCEj0
 真美「もちろんだよ! 真美は亜美のことチョ→心配してんだからね!」 
  
 真美は当たり前のことを言った。家族が事件に巻き込まれたのだから心配するのは当然だ。 
  
 その『当然』が当然として通じないのも、今は当然だった。 
7:あぼーん
あぼーん
あぼーん
8:あぼーん
あぼーん
あぼーん
9:あぼーん
あぼーん
あぼーん
10:あぼーん
あぼーん
あぼーん
11:あぼーん
あぼーん
あぼーん
12:あぼーん
あぼーん
あぼーん
13:名無しNIPPER
2014/12/27(土) 16:31:24.97 ID:fuDSYCEj0
 真美「な、何それ。 真美知らないよ……」 
  
 本当に心当たりが無かった。 
  
 真美「だいたい手掛かりが少な過ぎるっしょ。 それだけじゃ真美って分かる訳……」 
14:あぼーん
あぼーん
あぼーん
15:あぼーん
あぼーん
あぼーん
16:あぼーん
あぼーん
あぼーん
17:あぼーん
あぼーん
あぼーん
18:あぼーん
あぼーん
あぼーん
19:あぼーん
あぼーん
あぼーん
20:あぼーん
あぼーん
あぼーん
21:あぼーん
あぼーん
あぼーん
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