過去ログ - 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 10】
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◆3ZxXgUosIQ
[saga]
2014/12/29(月) 00:18:10.03 ID:7ckJBHSw0
ブレイン「わ、私の台詞をよくもぉぉおおおおおおお―――――――――――――っ!」
ブレインが怒鳴り、飛び出した。
ガイアを発動して飛びかかり、冬也の首根っこを掴む。
冬也「まず1人」
ズドォォォッ
ブレイン「が、はっ――」ドサッ
冬也「次」チャキ
コルトの銃口から硝煙をのぼらせながら冬也が言い、MMが青龍刀を振り回して襲いかかる。
バーニッシュ・インクリースで刃が延伸され、辺り一帯を無作為に切り刻む。だが、冬也はコルトにバーニッシュをかけて受け止めた。
衝撃が大地を駆け抜け、一拍遅れて2人の踏み込んだ足から亀裂が広がる。
MMが力ずくで押し込みながら異能を発動し、冬也の筋力を奪いにかかった。
グレゴ「死ね、朝霧冬也ぁあああああ――――――――――っ!」
地中から木の根が飛び出してきて、MMと組み合っている冬也へ襲いかかる。
だが、木の根に手をかけて冬也が素早く離れた。
いきなり重心を外されたMMの青龍刀が大地を砕き、割れた大地から伸びていた木の根を切断する。
ユウリ「こっちを見ろ、朝霧冬――」
冬也「隙がありすぎ」
ズドォォォンッ
バタッ
ブレインを一撃で下したものと同じ、超圧縮された星のチカラがユウリの下腹部へめり込み、破裂した。
アリサ「ギルバート坊ちゃんに出会えなければ、あなたに一生を囚われるところだったわ、冬也くん!」
冬也「…もったいないね。あの時のキミは…廃れた僕の生活に潤いを与える、オアシスのような存在だったのに」
アリサ「そんなっ///」キュンッ
冬也「敵対した以上、容赦はしないんだけどね」
ズドォォォンッ
アリサ「どい、ひー…」バタッ
冬也「鱗粉はもう充分――」
MM「逃げ回るな、朝霧冬也!」
グレゴ「ここで、死ねぇええええええ―――――――――――――っ!」
青龍刀をMMが振り下ろす。
木々がサメの口のように大地から広がり、冬也を噛み砕きにくる。
冬也「星に還れ」
すとんっ、と青龍刀が冬也の足元に落とされた。
大地の底から大口をあけていた木々が一瞬で消失する。
冬也「奇跡を扱う資格は、キミ達にはない」
MMの両肩を掴み、引きずり込みながら膝蹴りを腹部へ叩き込む。
体を回転させながらMMを蹴り飛ばし、振り返ったところでグレゴにコルトを向ける。
冬也「早撃ちは得意なんだ」
スパァンッ
ドサッ…
冬也「急所は外しておいたよ」
一瞬で5人を蹴散らし、冬也はその場を去る。
黄金の鱗粉が公園内の倒れたグラスパーに降り注ぐと、淡い光が彼らから滲み出して、どこかへ溶けて消えた。
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