過去ログ - 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 10】
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651: ◆3ZxXgUosIQ[saga]
2014/12/29(月) 00:18:10.03 ID:7ckJBHSw0

ブレイン「わ、私の台詞をよくもぉぉおおおおおおお―――――――――――――っ!」

 ブレインが怒鳴り、飛び出した。
 ガイアを発動して飛びかかり、冬也の首根っこを掴む。

冬也「まず1人」

 ズドォォォッ

ブレイン「が、はっ――」ドサッ

冬也「次」チャキ

 コルトの銃口から硝煙をのぼらせながら冬也が言い、MMが青龍刀を振り回して襲いかかる。
 バーニッシュ・インクリースで刃が延伸され、辺り一帯を無作為に切り刻む。だが、冬也はコルトにバーニッシュをかけて受け止めた。

 衝撃が大地を駆け抜け、一拍遅れて2人の踏み込んだ足から亀裂が広がる。
 MMが力ずくで押し込みながら異能を発動し、冬也の筋力を奪いにかかった。

グレゴ「死ね、朝霧冬也ぁあああああ――――――――――っ!」

 地中から木の根が飛び出してきて、MMと組み合っている冬也へ襲いかかる。
 だが、木の根に手をかけて冬也が素早く離れた。
 いきなり重心を外されたMMの青龍刀が大地を砕き、割れた大地から伸びていた木の根を切断する。

ユウリ「こっちを見ろ、朝霧冬――」

冬也「隙がありすぎ」

 ズドォォォンッ
 バタッ

 ブレインを一撃で下したものと同じ、超圧縮された星のチカラがユウリの下腹部へめり込み、破裂した。

アリサ「ギルバート坊ちゃんに出会えなければ、あなたに一生を囚われるところだったわ、冬也くん!」

冬也「…もったいないね。あの時のキミは…廃れた僕の生活に潤いを与える、オアシスのような存在だったのに」

アリサ「そんなっ///」キュンッ

冬也「敵対した以上、容赦はしないんだけどね」

 ズドォォォンッ

アリサ「どい、ひー…」バタッ

冬也「鱗粉はもう充分――」

MM「逃げ回るな、朝霧冬也!」

グレゴ「ここで、死ねぇええええええ―――――――――――――っ!」

 青龍刀をMMが振り下ろす。
 木々がサメの口のように大地から広がり、冬也を噛み砕きにくる。

冬也「星に還れ」

 すとんっ、と青龍刀が冬也の足元に落とされた。
 大地の底から大口をあけていた木々が一瞬で消失する。

冬也「奇跡を扱う資格は、キミ達にはない」

 MMの両肩を掴み、引きずり込みながら膝蹴りを腹部へ叩き込む。
 体を回転させながらMMを蹴り飛ばし、振り返ったところでグレゴにコルトを向ける。

冬也「早撃ちは得意なんだ」

 スパァンッ
 ドサッ…

冬也「急所は外しておいたよ」

 一瞬で5人を蹴散らし、冬也はその場を去る。
 黄金の鱗粉が公園内の倒れたグラスパーに降り注ぐと、淡い光が彼らから滲み出して、どこかへ溶けて消えた。





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