123:名無しNIPPER[saga]
2014/12/29(月) 10:34:30.21 ID:EMfVvU6t0
明石「私はこれに注目しました」
明石「ある人間の脊髄を1940年代の金属に置き換えて、その人間が銃を撃てば」
明石「『武器の関与』が成立するのでは?と」
124:名無しNIPPER[saga]
2014/12/29(月) 10:39:48.08 ID:EMfVvU6t0
明石「そのラット、深海棲艦の皮膚をいとも簡単に食いちぎったんです」
125:名無しNIPPER[saga]
2014/12/29(月) 10:46:59.85 ID:EMfVvU6t0
明石「勿論その理論が出来上がってからも、課題は残りました」
明石「より安全にその技術を人間に応用するにはどうすればいいのか」
明石「実は人間に人工脊髄を埋め込むという実験はだいぶ前から行われていたんです」
126:名無しNIPPER[saga]
2014/12/29(月) 10:52:11.46 ID:EMfVvU6t0
明石「私も、ラットに脊髄を埋め込むのはうまくいきました」
明石「すでに『成功例』が昔の論文に発表されてましたから」
明石「ただ、人間相手にはそう簡単にはいきません」
127:名無しNIPPER[saga]
2014/12/29(月) 10:58:08.61 ID:EMfVvU6t0
明石「というのも、その脊髄の作り方が難しくて」
明石「骨格に合う他人の脊髄をベースとして」
明石「それに金属を組み込まないといけないんです」
128:名無しNIPPER[saga]
2014/12/29(月) 11:02:17.59 ID:EMfVvU6t0
明石「ああ、そうでした…この問題を解決するのが『免疫寛容』という現象でした」
明石「女性は体内にこどもを宿す際、自分と全く異なる遺伝子を持つ細胞を」
明石「体内に10か月もの間保持し続けます」
129:名無しNIPPER[saga]
2014/12/29(月) 11:03:21.61 ID:EMfVvU6t0
※あくまで免疫寛容の考え方は一説にすぎませんし、フィクション要素が強いです
要は半分嘘です
あしからず
130:名無しNIPPER[saga]
2014/12/29(月) 11:08:05.29 ID:EMfVvU6t0
明石「したがって当然、『兵器』になれるのは女性に限定される」
明石「また、機動性及び軍人としての力量から対象は若い方がいい」
明石「私はそこまで研究を進めた段階でお役御免となりました」
131:名無しNIPPER[saga]
2014/12/29(月) 11:13:03.00 ID:EMfVvU6t0
明石「私のその研究が終わって、艦娘の第一号が完成したのは1年後」
明石「今から15年前のことです」
明石「…大和さんが12年前と言ってた?」
132:名無しNIPPER[saga]
2014/12/29(月) 11:16:43.67 ID:EMfVvU6t0
明石「…事件が起こったのは7年前でした」
明石「研究所が襲撃されたんです」
明石「…そうです」
133:名無しNIPPER[saga]
2014/12/29(月) 11:21:06.64 ID:EMfVvU6t0
明石「目的はいまだに不明とされてますが」
明石「青年将校はまだ10年前の傷跡が残る首都でクーデターを起こし」
明石「国会、首相官邸、警視庁、国の主要機関を攻撃」
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