295:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 20:03:16.50 ID:scn9XO+B0
『しかし17年前、実験の影響で右手や左目の眼球など身体欠損が著しい状態でありながら■■■■元隊長は逃亡』
『以下は私の推測となるが』
『おそらく■■■■元隊長は何らかの手段を用いて自らを深海棲艦化』
296:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 20:08:47.30 ID:scn9XO+B0
『その後、15年前に■■■■元隊長のクローンを用いて』
『『対深海棲艦人体武装融合型サイバネティクス・オーガニズム』、いわゆる艦娘の最初の成功例として』
『駆逐艦『夕立』が作られた』
297:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 20:14:43.62 ID:scn9XO+B0
『政府はこの艦娘によって構成された艦隊の最初の指揮官として』
『■■■■元隊長のかつての恋人であった■■■■元中将を任命』
『その交際は親しい間柄であった友人数名しか知らないことから』
298:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 20:23:40.48 ID:scn9XO+B0
『■■■■元中将はこれを機に一転して政府に対し憎悪を抱くようになり』
『7年前の三・二六事件を扇動』
『戦艦大和の兄も含め、多数の犠牲者を出しながら』
299:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 20:29:49.55 ID:scn9XO+B0
『以上が私の、過去に起こったすべての悲劇についての考察である』
『現在、様々な艦の特徴を兼ね備えた下級深海棲艦なども発見されていることから』
『深海棲艦はいまだ発展段階にあると考えられ』
300:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 20:31:12.87 ID:scn9XO+B0
『それが絶望に満ちたこの真実の』
301:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 20:36:21.19 ID:scn9XO+B0
エピローグ
■■「…ほお」ペラッ
302:名無しNIPPER
2014/12/31(水) 20:40:42.56 ID:ZHd0jSoPO
おおう…
303:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 20:43:02.20 ID:scn9XO+B0
■■「楽シソウダナ、何ノ話ダ?」
■■「あら、レ級。これ読んでみて」
■■「ウーン…良ク分カラン」
304:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 20:49:56.74 ID:scn9XO+B0
■■「それにしても、あなたあの鎮守府を襲うことに抵抗はなかったの?あなた、前はあそこの提督だったんでしょ?」
■■「…まあなくはなかったが、単に元職場が襲う対象の一つだったというだけの話だ。ほかの鎮守府と変わらん」
■■「へえ…まあ昔からあなたは変にストイックなところがあったものね」
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