33:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:25:29.65 ID:SdAjZjOk0
  
 〜数日後・凛の家〜 
  
  
 凛「旗か……あんまり奇抜なものは笑われそうだし、 
34:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:26:26.44 ID:SdAjZjOk0
 長老「おめでとうございます」 
  
 凛「いきなり、何?」 
  
 長老「此の度、正式に将軍に昇格されたとか」 
35:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:27:19.86 ID:SdAjZjOk0
 凛「別に良いのに」 
  
 長老「いえいえ、これは私どもが勝手にすることです。 
    もし将軍がお気に召しましたなら、是非使っていただければ」 
  
36:名無しNIPPER[sage]
2014/12/27(土) 22:28:06.12 ID:s5vjPD26o
 北宋時代でも趙匡胤とかじゃなく遼の話か 
37:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:30:37.67 ID:SdAjZjOk0
 長老「郝里太保で、耶律休哥様は熱心に、海東青鶻を見つめておられました」 
  
 凛「ばれてたんだ。恥ずかしいな……」 
  
 長老「もしかしたら、将軍が海東青鶻をお気に召したのではないか、と思いまして」 
38:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:31:37.10 ID:SdAjZjOk0
 凛「そんな大げさな」 
  
 凛(でも、私はこの鷹を気に入ったんだと思う。 
   海東青鶻のように、自由に、力強く蒼穹を羽ばたくことができたなら……) 
  
39:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:32:31.79 ID:SdAjZjOk0
 凛「それって、年の功っていうものなのかな? まあ、別に良いけど」 
  
 長老「おお、それでは……?」 
  
 凛「私、海東青鶻の旗を使うよ。 
40:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:33:15.08 ID:SdAjZjOk0
 長老「気に入っていただいて良かった。それでは私はこれで」 
  
 凛「あ、もっとゆっくりしていけば良いのに」 
  
 長老「長居はご迷惑になりますから」 
41:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:34:24.25 ID:SdAjZjOk0
 凛「さっきから聞こえてたの?」 
  
 長老「はい。老いぼれたとは言え、私の耳は地獄耳だと、里では煙たがられています」 
  
 長老「それに、その用件が召集命令であるということも、良くわかっておりますとも」 
42:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:35:02.36 ID:SdAjZjOk0
 凛「……で、どうして召集命令ってわかったの?」 
  
 長老「軍人に対しての火急の用件なんて、軍事命令しかありえないでしょう?」 
  
 凛「あ、そっか」 
43:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:36:09.05 ID:SdAjZjOk0
  
 〜宮殿〜 
  
  
 みく「しぶにゃん! 無事に合格できたのかにゃ!」 
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