過去ログ - モバマス海東青鶻
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41:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:34:24.25 ID:SdAjZjOk0
凛「さっきから聞こえてたの?」

長老「はい。老いぼれたとは言え、私の耳は地獄耳だと、里では煙たがられています」

長老「それに、その用件が召集命令であるということも、良くわかっておりますとも」
以下略



42:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:35:02.36 ID:SdAjZjOk0
凛「……で、どうして召集命令ってわかったの?」

長老「軍人に対しての火急の用件なんて、軍事命令しかありえないでしょう?」

凛「あ、そっか」
以下略



43:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:36:09.05 ID:SdAjZjOk0

〜宮殿〜


みく「しぶにゃん! 無事に合格できたのかにゃ!」
以下略



44:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:37:09.62 ID:SdAjZjOk0
礼子「凛ちゃん。燕京に帰ってきたばかりで悪いけど、宋が北伐を開始したの。
   貴方にも従軍してもらうわよ」

礼子「でも、凛ちゃんの旗がまだ用意できていないの。
   しょうがないから、『耶律』の旗でも使ってもらえる?」
以下略



45:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:38:11.27 ID:SdAjZjOk0
礼子「海東青鶻って……凛ちゃん、回跋部に行ったときに何かあったの?」

凛「何でもないよ。お礼に貰っただけ」

礼子「ま、遼軍に一人くらい、そんな将軍がいても良いわね」
以下略



46:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:39:08.92 ID:SdAjZjOk0
みく「みくの先祖は猫なのにゃ。
   でも、契丹族の先祖は天界から降り立った天女と、神仙の間に出来た八人の子供だから、
   それはおかしいって却下されたのにゃ」

凛「そ、そうだね」
以下略



47:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:40:25.94 ID:SdAjZjOk0
耶律奚低(高峯のあ)「話が進まない……私の方から、状況説明させてもらう……」

凛「な、耶律奚低将軍! いつの間に」

みく「にゃあ! 遼軍の総指揮官にゃ! 全然気配を感じなかったにゃ!」
以下略



48:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:41:24.43 ID:SdAjZjOk0
礼子「現在宋軍は、宋主を総大将としている。つまり、親征ということね。
   目的は言うまでも無く、“燕雲十六州”の回復よ」

凛「と言うことは、北漢は既に?」

以下略



49:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:42:46.19 ID:SdAjZjOk0
のあ「国境の鎮台の報告によれば、宋軍の中に『令』の旗があったらしい……」

凛「楊令公……あの忠勇の人が、宋に降るなんて思わなかったよ」

礼子「どうやら宋主は、北漢の帝と楊令公との確執の間隙を突いて、
以下略



50:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:43:44.36 ID:SdAjZjOk0
凛「そういうことなら、私に考えがあるんだけど、いいかな?」

礼子「いいわよ。何でも言ってみて」

凛「高梁河の上流には一箇所だけ、騎兵がぎりぎり渡渉できる地点がある」
以下略



51:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:44:40.91 ID:SdAjZjOk0
みく「そんなの危険にゃ! 下手すれば、渡渉中に溺死する兵も出てくるし、
   渡渉した後は敵側に孤立してしまうにゃ!」

凛「そんなこと、わかってるよ。
  でも、国力と兵力でまさる宋相手に、尋常な手段で勝てると思う?」
以下略



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