51:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:44:40.91 ID:SdAjZjOk0
みく「そんなの危険にゃ! 下手すれば、渡渉中に溺死する兵も出てくるし、
渡渉した後は敵側に孤立してしまうにゃ!」
凛「そんなこと、わかってるよ。
でも、国力と兵力でまさる宋相手に、尋常な手段で勝てると思う?」
52:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:45:46.87 ID:SdAjZjOk0
のあ「太后が承認した……」
みく「むぅ……オイシイところを持っていかれたような気がするにゃ」
凛「そう言わずに、私にまかせてよ」
53:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:46:42.86 ID:SdAjZjOk0
〜高梁河・上流渡河点〜
ゴォォォォ
54:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:49:09.09 ID:SdAjZjOk0
凛「よし、行くよ!」
ザバッ
55:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:49:58.02 ID:SdAjZjOk0
凛「よく聞いて! 今から戦う宋軍も、この河の流れと同じようなものなんだ!」
凛「確かに、宋軍の方が私たちより兵力が大きい。でも、それは見た目だけのこと!
北の大地で生まれ、戦ってきた私達の敵じゃない!
この程度の相手に、燕雲十六州の肥沃な大地を奪われてなるものか!」
56:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:51:03.76 ID:SdAjZjOk0
〜高梁河・遼軍本陣〜
みく「のあにゃん! 対岸の宋軍の側面が混乱しているにゃ!」
57:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:52:14.12 ID:SdAjZjOk0
楊業(木場真奈美)「この迂回作戦は、お前の発案か? 小娘」
真奈美「まさかと思っていたが、
本当にあの急流を渡渉してくるとはな。こちらに来て正解だった」
58:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:53:30.20 ID:SdAjZjOk0
スパッ
凛(槍が折られた……いや、斬られた!)
59:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:54:24.37 ID:SdAjZjOk0
凛(斬撃が躱せない……ならば……!)
ドサッ
60:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:55:10.90 ID:SdAjZjOk0
真奈美「海東青鶻の旗を掲げた小娘よ。名を聞いておこう」
凛「……遼軍の将、耶律休哥」
真奈美「耶律休哥か、覚えておく。次に相見える時を楽しみにしているぞ」
61:名無しNIPPER[saga]
2014/12/27(土) 22:56:14.42 ID:SdAjZjOk0
凛「……それで、戦はどうなったの?」
伝令「本隊は渡渉の後、宋軍に痛撃を与えました。
しかし楊家軍が殿軍となり、我が軍の追撃は悉く撥ね返されております」
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