過去ログ - 結衣「この交差点の向こうに君がいるとしたら」
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22: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 15:06:50.62 ID:PThDPvzU0
結衣「ああ、そうだな」

京子「でしょー?京子ちゃんの完璧なアドバイスに恐れ入ったか!」

結衣「ありがとう、京子。誘ってみるよ」

京子「よしっ、完食!それじゃ私、そろそろ行くわ」

結衣「あれ、もう?」

京子「夕飯食べに帰んなきゃいけないからねー」


そう言って、京子は足早に帰っていった。せわしないやつだな。
でも、京子のお蔭で少しだけ「恋人」のイメージが沸いてきた気がする。
帰路についているであろう京子に向けてもう一度、心の中でありがとうと言った。
座布団に座って、さっき言われたことについて考える。
デート、か。
そう独り言をいうと、ごらく部にいたときの、妙なドキドキがぶり返してきた。
ちなつちゃんとは、1回二人で映画見にいったことがあったっけ。
また映画っていうのもつまらないから、今度は買い物に誘えばいいかな。
夜にちなつちゃんに電話する約束のことを考えると、ドキドキの速度が増したような気がした。


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