過去ログ - 結衣「この交差点の向こうに君がいるとしたら」
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23: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 15:08:40.19 ID:PThDPvzU0
夜の10時を回ったくらいにちなつちゃんに電話をかけた。
ちなつちゃんはどうやら待っていたようで、ワンコール目で電話がつながった。
少し雑談をしてから、本題を切り出す。


結衣「ねえ、ちなつちゃん」

ちなつ「なんですか?」

結衣「ほら、明日休みだから、どこか遊びに行こうよ」

ちなつ「え、デートですか!?」

結衣「うん、ちなつちゃん、どこか行きたいところ、ある?」

ちなつ「えっと、私は結衣先輩と一緒ならどこでも……!」

結衣「うーん……じゃあ、買い物にでも行こうか。服見たりとか」

ちなつ「はい!」

結衣「あ、明日予定とか無い?」

ちなつ「もちろんです!結衣先輩とのデートなら毎日だっていいですぅ!」

結衣「あはは、じゃあ、明日の10時に、駅に集合でいい?」

ちなつ「わかりました」

結衣「それじゃ、おやすみ。楽しみだね、デート」

ちなつ「おやすみなさい、結衣先輩」


電話を切って、ふぅ、とため息をつく。なんだか充実したため息だった。
目を瞑って心臓の音を聞く。やっぱりいつもより鼓動が早いみたいだ。
きっと、これが恋ってものなんだ。


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