過去ログ - 【らぶらいぶ】花陽「自分にできること」
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57:名無しNIPPER
2015/01/19(月) 12:31:07.93 ID:/H/tK6g10




「いらっしゃい!上がって上がって!」
「お、お邪魔します…」



さっきいろいろと言葉を投げてしまったにも関わらず、お出迎えしてくれた穂乃果ちゃんの顔はどこかすっきりしていて戸惑ってしまった。



部屋に入ったら、きっと怒られるんだ…
だって、花陽…穂乃果ちゃんに凄くひどいことたくさん言っちゃったもん。

ちゃんと謝らなきゃ。




「ほ、穂乃果ちゃんっ!さっきはごめ…」
「花陽ちゃん!さっきはごめんっ!!!」
「!?!?」



部屋に入るなり穂乃果ちゃんはいきなり謝って花陽に頭を下げる。

って、えぇ!?
それは花陽の台詞なんだけど……!



「ど、どうして穂乃果ちゃんが謝るのぉ!?謝るのは花陽の方だよ!さっきたくさんひどいこと言っちゃったのに…」



「ううんっ、花陽ちゃんは悪くない!!わたし、花陽ちゃんの気持ちも海未ちゃんの気持ちも全然考えてなかったの。

その、ただ楽しく遊べればいいかなって……!
でも違ったの。


花陽ちゃん、花陽ちゃんは海未ちゃんが好きなんだよね?」


「えぇえ!?」
「ぅあ…あれ?違った……?」

「ち、違わないけど……!ああ!言っちゃった!?」

「は、花陽ちゃん落ち着いて!?深呼吸だよ!ほら!ヒッヒッフー!」

「そ、それラマーズ法だよぉ……」



穂乃果ちゃんに言われた通りの、ううん、普通の深呼吸をして、なんとか心を落ち着かせる。



「花陽……そんな分かりやすかった…?」

「うーん……っていうか、あの話に割り込んで穂乃果にあんなこと言ったら、そりゃあ……ね?」


いくら穂乃果でも分かっちゃうよ、とあっけらかんと言う笑顔にとうとう頭を抱える。

よりによって、
よりによって穂乃果ちゃんに……!


「穴があるなら……入りたいです……」
「あ、穴!?!?うちに花陽ちゃんが入れる穴あったかな……ちょっと探しに」

「も、物の例えですぅ!!」



もう完全に穂乃果ちゃんのペースだよぉ……


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