過去ログ - あかり「この交差点の向こうに君がいるとしたら」
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◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 21:18:48.91 ID:PThDPvzU0
京子「今日は授業中あんま寝れなかったからさー」
あかり「あはは、授業中は駄目だよぉ」
以下略
11
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 21:19:51.21 ID:PThDPvzU0
結衣ちゃんがまたちらっと扉の方を見た。つられてあかりもそっちを見ると、扉が開いた。
ちなつちゃんがちょっと緊張した面持ちで部室に入ってくる。
ちなつ「お、おはようございます」
以下略
12
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 21:22:24.11 ID:PThDPvzU0
あかり「今日はなにする?」
京子「んー、そうだなー」
結衣「あのさ、皆に話しておかないといけないことがあるんだ」
以下略
13
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 21:24:37.95 ID:PThDPvzU0
あかりには、京子ちゃんの表情が一瞬固まったのが見えた。
普段の京子ちゃんは絶対にそんな風にならないし、今までもそんな京子ちゃんを見たことは……
ちなつ「おととい、私が告白して、結衣先輩がOKくれたんですぅ!」
以下略
14
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 21:26:05.01 ID:PThDPvzU0
はっ、と思い出した。こんな時のために用意してたものがあったんだった。
あかり「あのね、あかり、櫻子ちゃんにツイスターゲーム借りたんだ」
以下略
15
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 21:31:01.31 ID:PThDPvzU0
その日の夜、布団に入ってうとうとしてたら、突然携帯が鳴りだしてびっくりしちゃった。
画面を見ると、ちなつちゃんから。何かあったのかな?
あかり「ちなつちゃん?」
以下略
16
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 21:34:27.86 ID:PThDPvzU0
ピンポーン。
次の日、土曜日に居間でくつろいでると、玄関のチャイムが鳴った。
何となく、何となくだけど、京子ちゃんかな、って気がして、
玄関の覗き穴から外を見たら、思った通り京子ちゃんが立っていた。
以下略
17
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 21:38:40.69 ID:PThDPvzU0
京子ちゃんと部屋まで行ってから、あかりだけ台所に向かう。
ジュースをコップに注ぎながら、さっきの京子ちゃんを思い出すと、
やっぱり京子ちゃん、寂しそうだな、って思っちゃう。
以下略
18
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 21:39:22.06 ID:PThDPvzU0
あかり「……京子ちゃん?」
京子「あ、飲み物来た?喉乾いてたん……」
あかり「写真、見てたの?」
以下略
19
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 21:40:20.81 ID:PThDPvzU0
あかり「京子ちゃん、やっぱり気になる?」
京子「何が?」
あかり「デートのこと」
以下略
20
:
◆K27FRRVqmQ
[saga]
2014/12/28(日) 21:42:38.77 ID:PThDPvzU0
上手くいってほしい。
そりゃあ、あかりだってそう思う。
でも、今の寂しげな京子ちゃんを見てたら、嘘をついて話を合わせて、なんてあかりにはできないよ。
以下略
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