過去ログ - あかり「この交差点の向こうに君がいるとしたら」
1- 20
7: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 21:14:01.60 ID:PThDPvzU0
次の休み時間に、京子ちゃんにメールをして、用事があるからごらく部には行けないと伝えた。
そしたら京子ちゃんも先生に呼ばれてるとかで、今日はごらく部はなしにするか、って返事が来て、ほっとしてため息が出た。
生徒会も今日はお仕事無いっていってたし、櫻子ちゃんと向日葵ちゃんと一緒に帰ろうかな。
ちなつちゃんはどうするんだろう。やっぱり結衣ちゃんと一緒に帰る、って言うかな。
生徒会といえば、この間池田先輩が、最近生徒会では櫻子ちゃんが持ってきたツイスターゲームをよくやってるって言ってたっけ。
以下略



8: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 21:15:17.52 ID:PThDPvzU0
あかり「櫻子ちゃん!」

櫻子「なにー?」


以下略



9: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 21:17:59.98 ID:PThDPvzU0
放課後になって、ちょっとドキドキしながらごらく部に向かった。
もちろん、さっき櫻子ちゃんに借りたツイスターゲームも忘れずに持って。
途中でちなつちゃんがおトイレに寄って、あかり一人になったら、緊張してなんだか早足になっちゃった。
部室の扉を開けると、いつも通り畳に寝そべってる京子ちゃんと、それを見ている結衣ちゃんがいた。

以下略



10: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 21:18:48.91 ID:PThDPvzU0
京子「今日は授業中あんま寝れなかったからさー」

あかり「あはは、授業中は駄目だよぉ」


以下略



11: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 21:19:51.21 ID:PThDPvzU0
結衣ちゃんがまたちらっと扉の方を見た。つられてあかりもそっちを見ると、扉が開いた。
ちなつちゃんがちょっと緊張した面持ちで部室に入ってくる。


ちなつ「お、おはようございます」
以下略



12: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 21:22:24.11 ID:PThDPvzU0
あかり「今日はなにする?」

京子「んー、そうだなー」

結衣「あのさ、皆に話しておかないといけないことがあるんだ」
以下略



13: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 21:24:37.95 ID:PThDPvzU0
あかりには、京子ちゃんの表情が一瞬固まったのが見えた。
普段の京子ちゃんは絶対にそんな風にならないし、今までもそんな京子ちゃんを見たことは……


ちなつ「おととい、私が告白して、結衣先輩がOKくれたんですぅ!」
以下略



14: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 21:26:05.01 ID:PThDPvzU0
はっ、と思い出した。こんな時のために用意してたものがあったんだった。


あかり「あのね、あかり、櫻子ちゃんにツイスターゲーム借りたんだ」

以下略



15: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 21:31:01.31 ID:PThDPvzU0
その日の夜、布団に入ってうとうとしてたら、突然携帯が鳴りだしてびっくりしちゃった。
画面を見ると、ちなつちゃんから。何かあったのかな?

あかり「ちなつちゃん?」

以下略



16: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 21:34:27.86 ID:PThDPvzU0
ピンポーン。
次の日、土曜日に居間でくつろいでると、玄関のチャイムが鳴った。
何となく、何となくだけど、京子ちゃんかな、って気がして、
玄関の覗き穴から外を見たら、思った通り京子ちゃんが立っていた。

以下略



17: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/12/28(日) 21:38:40.69 ID:PThDPvzU0
京子ちゃんと部屋まで行ってから、あかりだけ台所に向かう。
ジュースをコップに注ぎながら、さっきの京子ちゃんを思い出すと、
やっぱり京子ちゃん、寂しそうだな、って思っちゃう。


以下略



61Res/38.92 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice