過去ログ - 宗介「ウルズ7はこれよりGGOにダイブする」
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118: ◆kSJ7Pa2ibE[saga]
2015/03/08(日) 18:03:44.06 ID:beeEXy2a0
宗介「シノンか」

そう言うと、彼女は倉庫の片隅から現れた。

シノン「ええ、あなた、あのままだと倒されていたから。あなたを倒すのは私よ。他の誰にも譲らないわ」

宗介「望むところだ」

シノン「じゃあ!」

宗介「ああ」

二人は銃を構える。一触即発の状態だ。

お互いが銃を向けて、誰かが声を上げようものならばすぐさま引き金を引くような感じだ。

緊迫した状態がしばし続いたが、宗介が突然叫ぶ。

宗介「いかん! 伏せろ!」

宗介の声と共にシノンも伏せた。直後、それまで二人が立っていた空間にはおびただしい数の鉛弾が通過していく。

シノン「何なの!」

宗介「あれだ!」

宗介が指さしたその先には男、それも大男が一人立っていた。

シノン「あいつは!」

宗介「知っているのか?」

シノン「前にやり合ったわ」

だが、ミニガンでは接近されるとすぐに倒されてしまう。チームプレイでは協力なのだろうが、一体一では。

そんな事を考えていると部紐巣の影からもう一人出てきた。

???「こいつと、一時的に停戦を設けたんだ」

シノン「ダイン!」

ダイン「久しぶりだな、シノン」

宗介「一体、誰だ」

シノン「前に一時パーティーを組んでいたの。強いわ」

宗介「ああ」

ミニガンにアサルトライフル。やれないこともないが、戦いが長引けば漁夫の利を狙った者が現れるだろう。

宗介「早急に終わらせなければな」

シノン「だけど強いわよ」

宗介「俺たちも一時停戦と行かないか?」

シノン「ええ、賛成」

ダイン「祈りは済んだか?お別れだな」

ダインは不敵な笑みを浮かべると引き金に手をかける。



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