過去ログ - 宗介「ウルズ7はこれよりGGOにダイブする」
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◆kSJ7Pa2ibE
[saga]
2015/03/15(日) 11:56:47.17 ID:zIqdvQRO0
エバ「ゲーボ9、これより帰還する。全員乗ったな」
ヘリは緩やかに上昇し出す。
???「まだよ!」
突如として地上から声がした。
宗介「なんだ、あれは」
宗介が視認したのはまじあり得ないであろうと予想していたものだ。
クルツ「サベージ!」
シノン「まさか、AS!? でも、あれのメンテナンス費用ってもの凄いんじゃ。それに対して使えないからほとんど使ってる人なんて」
宗介「だが、あれはASだ。こちらのの武装では」
テッサ「いいえ、この武装でもいけます」
マオ「テッサ、どうするの」
テッサ「頭部機関砲を狙撃します」
クルツ「それでも機関砲をつぶせたくらいじゃ」
テッサ「二つの砲を同時につぶします。弾薬に引火してさえくれれば爆発が起こるはずです。一門をつぶしただけではちょっとした爆発程度でしょうけど、二つとも同時につぶせば機体のバランスがとれなくなるはずです」
クルツ「そういうことか。一人は俺として……」
シノン「もう一人は私ね」
テッサ「はい」
シノン「でも、ヘリの上からの狙撃なんて」
テッサ「それでもお願いします」
こんな不安定な場所からの狙撃。そんな事は一度もやったことが無い。
だが、ここでやらなければあいつに撃墜されるだろう。
シノン「わかった。やるわ」
テッサ「ありがとうございます」
クルツ「そうなりゃあ早速準備だ」
二人はヘリの床に伏せた。ドアを開けてそれぞれが照準を合わせる。
クルツ「しっかり狙え。心を落ち着かせるんだ。まず、弾道を計算してから位置を掴む。そしたら一度今までの事を忘れるんだ。それから完璧なイメージを作るんだ」
シノン「完璧なイメージ」
シノンはクルツに言われた通り計算をする。それはシステムアシストに頼らないライン無しの照準だ。
本当に出来るのか?酷く不安が心をむしばむ。
だが、そんな事を気にしていては撃てるものも撃てない。
シノンはゆっくりとへカートを動かす。
クルツ「俺の合図で撃て。いけるな」
シノン「ええ」
シノンはしっかりと銃を構え呼吸を落ち着かせた。
クルツ「今だ」
ここだ。
シノンが引き金を引くと薬室内で12.7mm弾は火薬を爆発させて弾丸を回転させながら目標へと舵をとった。
直後大きな爆発。へカート以上の爆音だ。
見ると、直立したカエルが尻餅をつくように後ろへと倒れている。
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