過去ログ - 宗介「ウルズ7はこれよりGGOにダイブする」
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28: ◆kSJ7Pa2ibE[saga]
2014/12/29(月) 23:56:55.07 ID:SzXvajmA0
シノン「……あなたVRMMOをやった経験は?」

宗介「皆無だ」

シノン「なら、これがVRMMOはじめてって事!?」

宗介「肯定だ」

シノンはそのまま頭に手をあててしまった。これはもしかしたら思った以上に大変な作業になるかもしれないと。

シノン「VRMMOのキャラクターにはステータスって言うのがあって、そのステータスでキャラクターの筋力や早さ、それに器用さが決まってくるの」

それからシノンはVRMMOの基礎を宗介にひもといていった。それを聞いた宗介はしばらく考えた。そしてある結論を一つ導く。

宗介「つまり今の俺ではどう頑張っても勝てないと」

シノン「当たり前でしょ」

宗介「そうか、ならば急襲作戦はもう少し後になってしまうな」

シノン「最低限のステータスを向上させとかないと本当にタダの的よ」

宗介「とりあえずそのステータスとやらはどうやってあげるんだ?」

シノン「最初の内は対人戦を避けてモンスターの方を狩るのが賢明ね。まあ、モンスターを狩るなら本当は光学銃の方が良いんだけど狩っちゃ多後だし」

宗介「別に狩れないことは無いんだろ?」

シノン「ええ。だけど大変よ」

宗介「ならば問題ない」

そう言って宗介は持っているM4を確かめる。

シノン「とりあえず、ダンジョンに行ってみましょ」

シノンはメインメニューからこの世界全体の地図を呼び出した。

宗介「そうだな」

シノン「それならとりあえずここね」

そう言ってシノンが指さした辺りは主に初心者が腕を上げるために狩りをするフィールドだった。シノンが指さした範囲に対して宗介はただ、肯定の意を伝えるべく首を前へ倒し肯定の意を示すだけだった。

シノン「なら、手っ取り早く行きたいからこれに乗りましょ」

シノンが案内した先には三輪のバイクが止められていた。前にキリトに乗せて貰ってから運転をマスターと行かなくともそれなりに運転出来るようにキリトから教えて貰ったのだ。

宗介「こんなものまであるのか」

シノン「ええ、さあ乗って」

宗介がシノンに言われて乗り込むとバイクは急加速をしていった。


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