過去ログ - 宗介「ウルズ7はこれよりGGOにダイブする」
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◆kSJ7Pa2ibE
[saga]
2014/12/30(火) 20:01:21.72 ID:MdgoTeWQ0
数分後、シノン達は首都SBCグロッケン近郊のフィールドに来た。
このエリアは首都とは違いSFチックな高層ビル群は無く、木々がほどよく茂っている林といった具合だった。
シノン「ここなら慣れるにも丁度良いわよ。本当は地下の下水道くらいから始めるのがいいんだけど、あなたならこっちでも大丈夫でしょ」
宗介「で、敵とはどれだ?」
シノン「もう少し奥に行ったら出てくると思う……ほら、あれ」
宗介「あれがモンスターか」
宗介の視線の先にはイノシシに居たような形のモンスターが一匹で歩いていた。距離は少し離れている。しかし、こちらに気がつくやすぐに襲ってきた。
しかし、ここで驚くような宗介ではなかった。すぐさま手持ちのグロックを取り出し素早く照準。そしてトリガーを引く。
銃弾は銃口から発射されまっすぐと標的に向かうはずだった。だが。
宗介「な!」
銃弾はモンスターから僅かにそれてしまう。続けてトリガーを引くとようやくモンスターに直撃し、HPをゼロにした。
シノン「あなた、凄いわね。二発で仕留めるなんて。それも実弾の拳銃で」
シノンは宗介の技術に驚き絶賛したが、宗介は余り良い表所ではなく、しばらく銃を確認する。
宗介「この銃はきちんとメンテナンスされているのか?」
シノン「買ったばかりなのにメンテナンスも何も無いと思うけど」
宗介「どうも狙った場所からずれているような気がしてな」
シノン「そんなステータスで、しかも拳銃であんな離れた場所にいる敵を倒せるわけ無いでしょ」
宗介「何故だ?」
シノン「そういえば説明してなかったわね。銃で狙ったときにサークルっぽいものが出たでしょ。それがバレットサークル。弾丸はその円の中にランダムに当たるようになって居るの」
宗介「ランダムにか、やはり現実とは違うようだ」
シノン「本当の拳銃の精度がどれほどか知らないけど、もし精度を上げたいなら武器自体をもっと良いものにするかステータスを上げるしかない」
宗介「どうもなれない」
シノン「慣れるまでには時間がかかる。でもなれれば面白いわよ」
宗介「最初はステータスを上げるのが最優先だな」
シノン「だから言ったでしょ。とにかくすすみましょ」
宗介「ああ」
宗介はその後も基本操作を覚えるべく低レベルのモンスターを狩り続けた。もちろん、基本的操作と言っても宗介にとって銃や弾薬の扱いなどは問題ないわけでありむしろゲーム的な操作のである。
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