過去ログ - 宗介「ウルズ7はこれよりGGOにダイブする」
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77: ◆kSJ7Pa2ibE[saga]
2015/01/31(土) 19:15:47.41 ID:bmZX/hwn0
その男。正確にはクルーゾーのアバター、ベルは狡猾にクルツへと近づく。

だが、その接近は至って簡単だった。予測線のあるこの世界では初弾さえ避ければどうにかなり射線から相手が潜んで居る地域を容易に把握出来るからだ。後は、自分の後ろに回られることの無いようにすればいいだけだ。

クルーゾーは敵が潜んで居るその場所へと一気に肉薄し相手を倒すはずだった。

だが、居ない?

その直後、クルーゾーの斜め横からバレットラインが表示された。先ほど牽制射撃でクルツが撃ってから六〇秒立っていないためだ。

クルーゾーは近くに身を潜める。

だが、バレットラインははクルーゾーの隠れた場所とは違う場所へと向けられた。そして、その直後乾いた発砲音。

クルーゾー「一体、何だ。まさか」

クルーゾーはある危険性を考えたが、そんな事を出来る奴が居るのか?

その時に思い浮かんだ顔は彼の部下であり多少憎くもあるスナイパー。クルツ・ウェーバーだった。

クルーゾーは咄嗟に避けようと動こうとしたが、時はすでに遅し。

クルーゾーはクルツの放った弾丸の跳弾を頭部に喰らいキルされた。

クルツ「ふー、危なかった」

クルツが敵の倒れた場所に言ってみるとそこには拳銃が一つ落ちていた。

クルツ「ラッキー」

そう言ってクルツは敵の落とした拳銃をしまったのである。


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