過去ログ - 〔中二病全開で行われる〕男「秘められた俺の能力………それは」〔安価〕
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名無しNIPPER
[saga]
2014/12/29(月) 21:57:26.46 ID:uq3Yp3d70
ウサギ「お前、帽子屋か」
帽子屋、と聞かれた男は、うんと首を縦に振った。
帽子屋「いかにも、私の名前は帽子屋、近々私の【ご主人《マスター》】が貴方方をぶっ殺しに来るらしいので、ご挨拶しに来ました」
ウサギ「これはご丁寧に、あぁそうだ、確かお前のマスターは、純粋でかわいい美少女で、私のモノに恋をしているらしいな」
え、何それ初耳。
ウサギ「土産だ、この光景をあの女にしっかりと聞かせてやれ、おい【表側《オレ》】」
男「ん?な――――」
芳醇と、果実のような甘みが口全体に広まった。
這うように口に侵入するのは、ウサギの舌。
通っては引いて通っては引いて、嘗め回し這い続ける彼女の舌は、俺の思考を真っ白にさせる。
それは所謂大人のキス、ディープキスであった。
ウサギ「ん、ちゅぅ―――ぷは、………良し、これをあの処女痴女にたっぷり聞かせてやれ帽子屋」
帽子屋「…………わ、わかりましたそれでは失礼します!!」
逃げるように走り去る帽子屋、俺は、未だ彼女に釘付けだ。
ウサギ「さあ、ファーストキスの味を教えるがいい!!」
男「甘かったです、じゃなくて!!何でキスした!?」
ウサギ「ん?いや単純にあの女に見せ付けてやりたかったのさ、【表側《おれ》】と【裏側《おれ》】は元気にやってますって」
男「…………うん、あの子ね………いや、あの、まあ女と言うよりは……」
ウサギ「男の娘、だろ?」
男「思い出したくない…………」
帽子屋のご主人名前
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