過去ログ - 花陽「大変です!ラブライブ選抜チームと野球対決をすることになりました!」
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22: ◆.kI.MkwgMs[saga]
2014/12/31(水) 00:11:22.36 ID:sPHDMDFq0
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海未「キャッチボール終了! 次はノックをしましょう」

一同「はーい!」

海未「ノッカーは私、キャッチャーはにこ、そしてファーストにひとり入りましょう。
残りは全員ショートのポジションに行って順番にノックを受けてください。ファーストは5週ごとにローテーションで回していきます」

絵里「じゃあ最初は私がファーストに入るわね」

海未「ありがとうございます。ショートは捕ったらファーストに送球しましょう。ファーストはキャッチャーに返してくださいね」

穂乃果「ショートの位置ってこんな感じかな?」

にこ「もうちょっと奥じゃない?」

海未「いえ、もうちょっと手前ですね。二塁と三塁を結ぶライン上か、その少し前でもいいです」

にこ「そうなの? プロ野球とか見てると、もっと守備位置は深めだと思うんだけど」

真姫「確かにそうね」

海未「守備位置の深さは、捕球と送球のトレードオフなんですよ」

穂乃果「とれーどおふ?」

凛「ブックオフ系列のお店かにゃ?」

真姫「どちらかを追及すればもう片方が犠牲になるってことよ」

海未「守備位置を深くとると幅広い打球に対応できますし、球の軌道をしっかり見てから捕球することができます。
ですが、打者から離れている分、捕球までに時間を使ってしまうので、送球に割ける時間が少なくなってしまいます。
プロの選手のように打球が速く、かつ守備側の肩も一定以上ある場合には深く守ることが有効ですが、
私たちが挑むのはアマチュアの女性同士がおこなう野球です。ある程度前に出ても対応できる打球スピードだと思われますし、
先ほどのキャッチボールを見る限りでは私たちの肩が強いというわけでもないので、送球に時間を残すべきだと思います。
そうすることによって、送球エラーも防止できますしね」

にこ「そ、そんなこと知ってたわよ! あえて知らないふりをして聞くことによりみんなの野球に対する理解を深めようとしただけなんだからね! 扇の要たるキャッチャーとして当然の責務を果たしたまでだわ!」



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