過去ログ - モバP「久々に留美さんとお出かけ」
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2: ◆agif0ROmyg[saga]
2014/12/30(火) 22:18:58.02 ID:j/XtsJ1V0
留美「ねえ、モバP君。今度の日曜、暇かしら」

モバP「日曜、ですか。ええと……ああ、特に予定はありませんね」

留美「そう。それならちょっとお願いがあるんだけど」

留美「最近出来たショッピングモール、あれモバP君の家の近くって、前言ってたでしょう」

留美「私も今度の日曜、オフなの。前々から行ってみたいと思ってたんだけど……連れて行ってくれない?」

モバP「構いませんよ。最近、お互い忙しかったですけど、だいぶ落ち着いてきましたからね」

モバP「(ここ一ヶ月ほど忙しく、なかなかスケジュールを調整できていなかったが)」

モバP「(プロデューサーの俺と担当アイドルの留美さんは休みの日、一緒に外出することがこれまでも時々あった)」

モバP「(褒められたことじゃあないのは分かっている。が)」

モバP「(まだ出会って余り間がない頃、『休日をどう過ごしていいかわからない』と言って外を彷徨う留美さんを放っておけず半日ほど一緒に居たのがきっかけで)」

モバP「(今みたいにどちらかが誘いを掛けて、示し合わせてオフを取ることもあったのだ)」

留美「じゃあ、駅で待ち合わせしましょうか」

モバP「最寄り駅の行き方、知ってるんですか?」

留美「ええ、それくらいはね・ちゃんと、調べてあるわよ」

モバP「さすが留美さん」

モバP「(元秘書というだけはあって、留美さんはよく気が回り、手回しもいい)」

モバP「(おかげで留美さんとの外出でトラブルに見舞われるようなことは、ほとんど無い)」

モバP「(それもまた、俺が留美さんとの外出をあまり躊躇しない理由の一つだ)」

そして日曜日。

モバP「(あんまり天気は良くないが、まあ屋内にいるならあまり関係ないな)」

留美「……おはよう。ちょっと、待たせちゃったかしら」

モバP「いえいえ、さっき来たところですよ。俺の家、ここから近いですし」

留美「そう、そうよね。じゃあ、行きましょうか」

モバP「(件のショッピングモールまで、少し歩くことになる)」

モバP「(留美さんは、厚めのコートを着てマフラーを巻いている。口元を隠す巻き方がなんとなく女子高生みたいで、可愛らしい)」

留美「……? どうしたの? じっと見て」

モバP「そのマフラー、可愛いですね。似合ってますよ」

留美「……そう。ありがとう。なんとなく選んだ品だったけど……似合ってるって言ってもらえると、自信がつくわ」

モバP「(そんなふうなことを話しながら歩いていると、すぐショッピングモールについていた)」

モバP「(今日は留美さんの希望で来たわけだが、何か特に、これが買いたいというものは無いらしい)」

モバP「(色々と、見て回ることになった)」


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