4: ◆thOZbxYqQo[saga]
2014/12/31(水) 01:03:34.77 ID:DcxtKuvv0
数分後、店員さんがそれなら、と言って本棚の方に向かって歩き出した、私もそれについて行く
「これは・・・・どうですか」
そう言うと本棚から一冊の本を抜き取りこちらに渡してくる
「推理小説ですか」
「はい・・こういうのは・・・お嫌い・・ですか」
「いえ、ただこういう小説はあまり読んだことがなかったので」
「普段は・・・どういう本を・・・お読みになるんですか」
「お恥ずかしながら人前で誇らしく言えるような本は読んでいないので言えません」
すると店員さんは軽く微笑んだように思えた
「じゃあこれをいただきます」
「ありがとう・・ございます・・・またのお越しを・・・お待ちしております」
こうして私は書店で不思議な女性に出会った
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