3: ◆KVANLKNl9Y[saga]
2014/12/31(水) 02:58:05.61 ID:CzwSFEFFO
P(ウチの事務所が出来てからはや数週間、俺とちひろさんはプロダクション設立当初に社長からスカウトされた訳だがアイドルが1人もおらずアイドルプロダクションと呼べるような状況ではなかった。その時点で俺とちひろさんはここに就職したのは失敗だったと思っていた訳だが、その時はまだアイドルをスカウトしていけばいいか、などと思っていた。)
P(しかし一向にアイドルが増えない…何故だろう…)
P「よし、今日こそは頑張r…」ズデンッ!
4: ◆KVANLKNl9Y[saga]
2014/12/31(水) 02:58:34.48 ID:CzwSFEFFO
P(売り切れ…公園の水道で傷口洗っておくだけでもしとこう)
P(この辺公園ないな…)
P(家で手当てするか。はっ、せめて勧誘だけはしとかないと)
5: ◆KVANLKNl9Y[saga]
2014/12/31(水) 02:59:03.48 ID:CzwSFEFFO
通行人B「そういうの間に合ってますんで。それでは」タッタッタ
P「あっ、せめて話だけでも!」ガシッ
通行人B「ちょっと、やめてください!警察呼びますよ?」
6: ◆KVANLKNl9Y[saga]
2014/12/31(水) 02:59:55.10 ID:CzwSFEFFO
ビュオオオオ!!
P「急に風が…うお!傘が飛んでった…お気に入りだったんだけどな…」
P(連絡手段を見つけて事務所に連絡してから早く帰ろう…風邪でもひきそうだ)
7: ◆KVANLKNl9Y[saga]
2014/12/31(水) 03:00:41.10 ID:CzwSFEFFO
??「むー?あぁー、そなたでしたかー。人をお探しだったのでしょうー?」
P「き、君は?」
??「わたくし依田は芳乃でしてー」
8: ◆KVANLKNl9Y[saga]
2014/12/31(水) 03:01:08.35 ID:CzwSFEFFO
芳乃「ほー、そなたが困っているならーわたくしが力をお貸ししますー」
P「それはつまりアイドルになってくれる、ってこと…?」
芳乃「そなたのお力になれるのでしたら喜んでー」
9: ◆KVANLKNl9Y[saga]
2014/12/31(水) 03:01:36.14 ID:CzwSFEFFO
数日後
P「うわああ!またダメだった…」
ちひろ「またですか…いくら念願のアイドルが所属したからといって営業で仕事を取れないと元も子もありませんね」
10: ◆KVANLKNl9Y[saga]
2014/12/31(水) 03:02:09.13 ID:CzwSFEFFO
芳乃「ほー?そなたー、呼びましたー?」
P「芳乃、ごめんな。また営業失敗したよ…」
芳乃「むー、そう落ち込まなくとも良いのでしてー。そなたの頑張りはわたくしが認めましょうー」
11: ◆KVANLKNl9Y[saga]
2014/12/31(水) 03:02:42.95 ID:CzwSFEFFO
ちひろ「あっ」
P「ん?どうかしましたか、ちひろさん」
ちひろ「芳乃ちゃんの才能を見てほしいのなら手っ取り早い方法がひとつ」
12: ◆KVANLKNl9Y[saga]
2014/12/31(水) 03:03:11.38 ID:CzwSFEFFO
ちひろ「オーディションですよ、オーディション」
P「オーディション…!盲点だった…」
ちひろ「まあまだまだ新人プロデューサーですしね。なにはともあれオーディションなら芳乃ちゃんをしっかり見ていただけると思いますよ?」
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