24: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 04:15:37.75 ID:dm/Enhbf0
魔王「……」
側近「……転送完了」
魔王「ふぅ、いやぁ助かるよ。強制送還のトンデモ魔法!こんな奇妙な術を使えるのは君くらいだからね!」
25: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 04:16:05.79 ID:dm/Enhbf0
オーク「おーい!生きてるかー!」
側近「おや、オークさん。逃げなかったのですか」
オーク「まぁ不味いと思う場面は特に無かったからな、側近も居たから安心してた」
26: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 04:16:33.29 ID:dm/Enhbf0
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―――
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27: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 04:17:07.99 ID:dm/Enhbf0
天使(私ね、兄さん。地上に行ってみたいの)
(地上に……何でまた)
天使(私たち天界の住人は、地上の人達からは尊い神のような存在だと思われているけれど、でも彼らにとっての神様ってもっと違うものだと思うの)
28: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 04:18:01.21 ID:dm/Enhbf0
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29: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 04:18:33.36 ID:dm/Enhbf0
オーク「おーい、お二人さん」
側近「オークさん、その後何か変わったことはありましたか」
30: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 04:19:00.94 ID:dm/Enhbf0
……
天使「……ッ」
31: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 04:19:28.20 ID:dm/Enhbf0
側近「はいはい、竜爺様はとっととご退場お願いします」
竜爺「えー、こんな美人さん後にも先にも間近で見れないじゃろ?だったらもうちょっとだけでも……」
オーク「爺さん年甲斐もなくそんなこと言わんでいいから、ほら真面目な話したいからちょっと俺と外出てような?」
32: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 04:19:56.74 ID:dm/Enhbf0
天使「ッ!私を追ってきた二人の天使は!それに剣も!」
魔王「ああ、それなら彼女が天界へ送り返したよ。剣もそこに置いてある」
側近「……」
33: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 04:20:24.40 ID:dm/Enhbf0
天使「……どうして」
魔王「ん?」
天使「どうして私を拾ってくださったのですか?見たところ魔族の方とお見受けしますが、なるべく天使との接触は避けたいハズですのに」
34: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 04:20:53.29 ID:dm/Enhbf0
天使「魔王?」
魔王「あ、そうそう。僕、魔王なんだ。まだ新人だけどね」
天使「……」
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