27: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 04:17:07.99 ID:dm/Enhbf0
天使(私ね、兄さん。地上に行ってみたいの)
(地上に……何でまた)
天使(私たち天界の住人は、地上の人達からは尊い神のような存在だと思われているけれど、でも彼らにとっての神様ってもっと違うものだと思うの)
28: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 04:18:01.21 ID:dm/Enhbf0
――――――
―――
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29: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 04:18:33.36 ID:dm/Enhbf0
オーク「おーい、お二人さん」
側近「オークさん、その後何か変わったことはありましたか」
30: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 04:19:00.94 ID:dm/Enhbf0
……
天使「……ッ」
31: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 04:19:28.20 ID:dm/Enhbf0
側近「はいはい、竜爺様はとっととご退場お願いします」
竜爺「えー、こんな美人さん後にも先にも間近で見れないじゃろ?だったらもうちょっとだけでも……」
オーク「爺さん年甲斐もなくそんなこと言わんでいいから、ほら真面目な話したいからちょっと俺と外出てような?」
32: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 04:19:56.74 ID:dm/Enhbf0
天使「ッ!私を追ってきた二人の天使は!それに剣も!」
魔王「ああ、それなら彼女が天界へ送り返したよ。剣もそこに置いてある」
側近「……」
33: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 04:20:24.40 ID:dm/Enhbf0
天使「……どうして」
魔王「ん?」
天使「どうして私を拾ってくださったのですか?見たところ魔族の方とお見受けしますが、なるべく天使との接触は避けたいハズですのに」
34: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 04:20:53.29 ID:dm/Enhbf0
天使「魔王?」
魔王「あ、そうそう。僕、魔王なんだ。まだ新人だけどね」
天使「……」
35: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 04:21:23.39 ID:dm/Enhbf0
側近「……それでは、その身体で支払いますか?」
天使「え!?」
魔王「ちょっと側近!!」
36: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 04:21:50.92 ID:dm/Enhbf0
側近「それで、起きたところ悪いのですが、一応貴女の置かれた状況の確認だけさせていただきます。こちらも把握しておいた方がいいと思いますが」
天使「……」
側近「ま、例え借りがあると言えど話せませんか。当然ですね、他人に言えることならばこんな状況にはならなかったハズでしょうし」
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