過去ログ - 魔王「天使がいた物語」
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393: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 22:57:07.63 ID:bd0uItio0
天使「……」

魔王「結局、国の名前を決めようとしたあの席でこの思いを伝えたかったけれど。まぁ結果がアレだ、タイミングが悪すぎた」

魔王「そして、君に失礼な事も行ってしまった。彼の妹だから……って。僕が言いたかったのはそんな事じゃなかったのに」
以下略



394: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 22:57:34.37 ID:bd0uItio0
天使「だ、だっでまお゛うざま……わだじ……えぐぅ」

魔王「お、落ち着いて、深呼吸深呼吸……」

天使「ぐずっ……魔王様に言ってほしかった言葉……本当に言ってくれたんだもん……嬉しいよ……」
以下略



395: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 22:58:12.90 ID:bd0uItio0
魔王「……また、もう一度僕と同じ道を歩んでくれないかい?国を作って、統一を目指して、君の兄さんを見つけて……」

天使「私は、もう以前のように貴方を信じる事は出来ません。ですが……また私を信用させてください、これからの貴方の行いで」

魔王「承知の上だよ。そして、君の本当の役目……共に勇者を探そう」
以下略



396: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 22:59:04.45 ID:bd0uItio0
天使「では、魔王様。貴方が私に名を預けたように、私も貴方に名を預けます」

天使「ナツィア・ヴァルディ、それが私の本当の名です」

魔王「ナツィア……ああ、いい名前だ」
以下略



397: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 22:59:37.86 ID:bd0uItio0
――――――
―――



以下略



398: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:00:04.06 ID:bd0uItio0
……


側近「諸君、私は戦争が好きだ」

以下略



399: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:00:42.27 ID:bd0uItio0
魔王「えっと、側近……これは何のマネだい?」

側近「あ、帰ってたんだ。どうだった?ビンタ何発喰らった?」

魔王「オイオイ……」
以下略



400: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:01:24.80 ID:bd0uItio0
魔王「それで、これはどういう状況なの?」

側近「どうもこうも、貴方がこっ酷く振られて精神ズタボロで帰ってきても国の運営なんて出来っこないだろうと思って、私がすぐにでも乗っ取りやすいように彼らを洗脳していたのだけど何か?」

魔王「何で連れてこられない前提なのかなー?」
以下略



401: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:01:54.30 ID:bd0uItio0
オーク「っつーのは冗談で」

魔王「ああ、本当にビックリした……」

側近「ともかく、お帰りなさい。二人とも」
以下略



402: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:02:55.62 ID:bd0uItio0
側近「名を預けます。こうなってしまった以上は不本意ですが、私も貴女の事を信用していかなければならざるを得ません。その期待に応えられるように努めてください。私もまた貴女に信頼を寄せますので、王妃様」

天使「王妃様!?」

オーク「俺もだ。名前を隠すほど大した身分じゃあねーけど、今後ともアンタら二人について行く。だからこそ名乗らせてもらう」
以下略



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