433: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:52:31.27 ID:bd0uItio0
ドワーフ「おい、そろそろお開きだ」
魔王「え?なんで?」
国王「まだこれからだってのに、ちょっと早すぎるんじゃないか?」
434: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:53:16.59 ID:bd0uItio0
天使「コレはどういう事でしょう魔王様」
魔王「いえ、その……何とも言えないです」
国王「俺は俺で帰ろうかなーっと……」
435: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:53:42.34 ID:bd0uItio0
……
魔王「夜も更けて良い月だ」
側近「話を逸らすな恥知らずの畜生魔王」
436: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:54:11.83 ID:bd0uItio0
魔王「勝手な事をしてすまない。言い訳をすると、王の誘いを無下にする訳にもいかなかったんだ」
側近「そうですね、あちらの国王も自分に責任が行くことを承知で誘ったようですし、我々はお咎め無しでした」
魔王「それに、彼という人物を知ることが出来た……収穫としては上々だよ。今後の付き合い方も考えていける」
437: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:54:39.76 ID:bd0uItio0
側近「さて着きました。王国が用意した宿ですね。中々立派です」
オーク「ここまで歩かせやがって、こんな寒い夜中にさ。王妃様、迷うんじゃないぞ」
天使「目の前のなのに!?それに先ほど荷物を先に置いたので場所は分かりますよ!!」
438: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:55:06.31 ID:bd0uItio0
「……」
魔王「……なんかこっち見てるね」
439: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:55:39.14 ID:bd0uItio0
「……」
オーク「おい、机持って直接こっち来たぞ」
440: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:56:36.83 ID:bd0uItio0
側近「何者ですか。この方々が王族だと知っての狼藉ですか?」
「あらー、それは知らなかったわ!失礼失礼、ゴメリンコ☆」
オーク「なんか……何だ?」
441: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:57:02.30 ID:bd0uItio0
魔王「どうした側近?」
側近「……いえ」
側近(……この顔どこかで……?)
442: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:57:31.62 ID:bd0uItio0
「どうどう?お安くしとくからさ!いっちょドカーンとやってみない?」
天使「ドカーンとですか!?」
「そそ、私の占いは結構当たるんだから!」
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