436: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:54:11.83 ID:bd0uItio0
魔王「勝手な事をしてすまない。言い訳をすると、王の誘いを無下にする訳にもいかなかったんだ」
側近「そうですね、あちらの国王も自分に責任が行くことを承知で誘ったようですし、我々はお咎め無しでした」
魔王「それに、彼という人物を知ることが出来た……収穫としては上々だよ。今後の付き合い方も考えていける」
437: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:54:39.76 ID:bd0uItio0
側近「さて着きました。王国が用意した宿ですね。中々立派です」
オーク「ここまで歩かせやがって、こんな寒い夜中にさ。王妃様、迷うんじゃないぞ」
天使「目の前のなのに!?それに先ほど荷物を先に置いたので場所は分かりますよ!!」
438: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:55:06.31 ID:bd0uItio0
「……」
魔王「……なんかこっち見てるね」
439: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:55:39.14 ID:bd0uItio0
「……」
オーク「おい、机持って直接こっち来たぞ」
440: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:56:36.83 ID:bd0uItio0
側近「何者ですか。この方々が王族だと知っての狼藉ですか?」
「あらー、それは知らなかったわ!失礼失礼、ゴメリンコ☆」
オーク「なんか……何だ?」
441: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:57:02.30 ID:bd0uItio0
魔王「どうした側近?」
側近「……いえ」
側近(……この顔どこかで……?)
442: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:57:31.62 ID:bd0uItio0
「どうどう?お安くしとくからさ!いっちょドカーンとやってみない?」
天使「ドカーンとですか!?」
「そそ、私の占いは結構当たるんだから!」
443: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:58:04.56 ID:bd0uItio0
天使「でもいいじゃないですか。私はやってみようと思います」
魔王「んー……君がそこまで言うのなら」
オーク「俺は興味無いが、まぁ二人がそういうのなら残るが」
444: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:58:34.56 ID:bd0uItio0
オーク「さて、それで何を占ってくれるって言うんだ?こっちも金を出すんだ、下らない事だったら……」
「言ったわよ?損はさせないって。私はオールジャンル、その人の未来を見通して適切なアドバイスをしてあげるの」
魔王「アハハ、この国には予言者が居るっていうのに大きく出るね」
445: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/01(木) 23:59:12.87 ID:bd0uItio0
「……」
天使「あのー、それでどうなんでしょう?」
「聖と魔の懸け橋となる幼子、受け継ぎしその意志は潰えることなく未来へ繋ぐ」
639Res/414.73 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。