532: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/02(金) 01:36:25.95 ID:Y4a+9gmG0
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533: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/02(金) 01:37:15.80 ID:Y4a+9gmG0
「殺す事は適わん……が、苦しめる事も出来よう」
「ただで封印されると思うなよ?ナツァルよ」
「覚えていろ……いつか必ず俺はこの地に戻る。あの日交わした約束を守る為に……妹を守る為に!!」
534: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/02(金) 01:38:03.06 ID:Y4a+9gmG0
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竜爺「……ッ」
535: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/02(金) 01:38:35.12 ID:Y4a+9gmG0
オーク「しかし、俺達まで立ち会ってよかったのか?流石に部外者だぞ」
魔王「今まで付き合いの一番長い君たちだからこそ、一緒に立ち会ってほしかったんだよ」
竜爺「……」
536: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/02(金) 01:39:15.99 ID:Y4a+9gmG0
「魔王様!」
魔王「ッ!君は侍女の……彼女は!?」
「お生まれになりました……元気な女の子です!!」
537: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/02(金) 01:39:46.00 ID:Y4a+9gmG0
側近「……」
魔王「君は見に行かないのかい?そんな一人離れて……」
側近「私は後から遠くで見させてもらいます。私が近づいたら泣かれますので」
538: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/02(金) 01:40:57.53 ID:Y4a+9gmG0
天使「フュリク……」
魔王「よく頑張ったね、ナツィア」
天使「はい!男の子では無かったですが……それでも貴方の」
539: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/02(金) 01:41:38.78 ID:Y4a+9gmG0
オーク「名前はもう決めてんのか?」
魔王「ああ、彼女に任せていたから僕はノータッチだけど……それで、聞いていなかったね。女の子の場合は……」
天使「ハルモニア……私が仕える女神様の名をお借りしたいと思います」
540: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/02(金) 01:42:12.47 ID:Y4a+9gmG0
天使「セピアさんももっとこっちへ来たらどうですか?」
側近「子供は壊れやすいので、私は迂闊に近づけません」
魔王「割れ物注意!?」
541: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/02(金) 01:44:38.10 ID:Y4a+9gmG0
天使「なーんちゃって。やっとその子を抱えてくれましたね」
側近「……図りましたね。危ない事を……」
天使「こうでもしなきゃ機会なんて作れないと思いまして、エヘヘ」
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