577: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:02:04.63 ID:A6FDrUyF0
魔王「ッ……今のは……?」
オーク「お、オイ魔王!!アンタの使い魔だ!」
魔王「何!?」
578: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:02:31.06 ID:A6FDrUyF0
――――――
―――
―
「……ふん、赤子というのはどうしてこう」
579: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:02:58.18 ID:A6FDrUyF0
天使「……」
「ん、来たな」
580: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:03:23.81 ID:A6FDrUyF0
天使「先にその子を渡してください」
「ん、ああ構わん」
「そぉら!」
581: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:03:59.92 ID:A6FDrUyF0
「しかしまぁ……神の啓示よりも我が子を取るとは」
「勝手な奴だ、己が課せられた使命も果たせぬとは」
582: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:04:26.25 ID:A6FDrUyF0
天使「もう二度と……私たちの前に現れないでください」
「ああ、約束しよう」
「神に誓って……フフ」
583: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:04:52.88 ID:A6FDrUyF0
天使「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「ハハハハハ!!気を取られ過ぎたなマリーフィア!!」
584: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:05:43.33 ID:A6FDrUyF0
「ああ、そんな事も知らなかったか」
「ここは、我々がお前の兄を封印した場所でもある。まぁもっとも、生まれ変わりが現れた以上は死んでいるとは思うがな」
天使「……ッ」
585: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:06:26.03 ID:A6FDrUyF0
「先ほど、ある術式により封印を強いものに変えた。これで中にまだ残滓が残っていたとしても、まぁ大丈夫だろう」
「外に知れたら我々の名声に傷がつく……ふん、天の御使いの犠牲となれたのだ、あの者達も本望だろう」
天使「外道……ッ!」
586: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:06:52.75 ID:A6FDrUyF0
「フフフ……"集いし聖剣"」
天使「その……呪文は……!」
「"輝け刃よ"……!ふん、お前の女神が仕込む解放呪文の法則など容易く考えられる」
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