582: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:04:26.25 ID:A6FDrUyF0
天使「もう二度と……私たちの前に現れないでください」
「ああ、約束しよう」
「神に誓って……フフ」
583: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:04:52.88 ID:A6FDrUyF0
天使「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「ハハハハハ!!気を取られ過ぎたなマリーフィア!!」
584: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:05:43.33 ID:A6FDrUyF0
「ああ、そんな事も知らなかったか」
「ここは、我々がお前の兄を封印した場所でもある。まぁもっとも、生まれ変わりが現れた以上は死んでいるとは思うがな」
天使「……ッ」
585: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:06:26.03 ID:A6FDrUyF0
「先ほど、ある術式により封印を強いものに変えた。これで中にまだ残滓が残っていたとしても、まぁ大丈夫だろう」
「外に知れたら我々の名声に傷がつく……ふん、天の御使いの犠牲となれたのだ、あの者達も本望だろう」
天使「外道……ッ!」
586: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:06:52.75 ID:A6FDrUyF0
「フフフ……"集いし聖剣"」
天使「その……呪文は……!」
「"輝け刃よ"……!ふん、お前の女神が仕込む解放呪文の法則など容易く考えられる」
587: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:07:19.31 ID:A6FDrUyF0
天使「聖骸……布!愚かな……略奪者を……食う!!」
「くそ!!クソ!!」
588: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:07:56.32 ID:A6FDrUyF0
ザシュッ
「ぬぅ!?」
589: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:09:03.09 ID:A6FDrUyF0
「先ほど我らが施した封印はその娘の生命に連動している。つまりだ」
「フフ、その赤子を殺さねば勇者……奴の生まれ変わりとやらは完全な形で復活することは決して無い!!」
「我らがその赤子を殺せる訳がない!それと同時に、もう勇者がこの世に完全な形で現れる事は無くなったという訳だ!」
590: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:09:43.28 ID:A6FDrUyF0
天使「ゴメン……ね……もう……傍に……いて……あげられ……なくて」
天使「バチが……当たったんだね……兄さんを、勇者様……を、盾になんか……して」
天使「女神……様、申し訳……ありません……貴女の下には帰れ……そうに……ありません」
591: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:10:21.05 ID:A6FDrUyF0
「ふん、このまま引き抜いて……ッ!!」
「……居ない時を見計らったのだがな」
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