過去ログ - 魔王「天使がいた物語」
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618: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:27:42.34 ID:A6FDrUyF0
側近「戴冠式ですが、滞りなくハルモニア様に王位継承が出来ました……ご立派でしたよ」

魔王「ああ、見に行けなくて残念だ。せっかくの君の晴れ舞台なのに」

「……私は未だに納得が出来ません」
以下略



619: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:28:31.58 ID:A6FDrUyF0
「やはり私には荷が重すぎます……お父様が築き上げてきたこの国を、私が背負う事は……」

魔王「もう泣き言は言わない約束だよ、ハル」

「お父様!」
以下略



620: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:29:03.31 ID:A6FDrUyF0
魔王「……さて、君たちをここに呼んだのは他でもない。もうすぐ僕は……死ぬ」

「ッ!」

側近「……今日が山場と聞きましたが、随分と元気そうですね」
以下略



621: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:29:30.36 ID:A6FDrUyF0
魔王「……今日から、君は立派な魔王だよ」

「お父様……」

魔王「僕の跡を継ぐんだ、泣いてなんていられないよ。魔王は泣かない」
以下略



622: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:30:36.21 ID:A6FDrUyF0
声が遠くなる

二人が僕に呼びかける声が……

今思ってみれば竜爺と同じで後悔だらけの人生だったな……いや魔生か?
以下略



623: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:31:52.71 ID:A6FDrUyF0
コレは、始まりの物語に過ぎない

僕の残した意志は、未来へ繋がっていく

彼らでダメならその次の代で
以下略



624: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:32:44.18 ID:A6FDrUyF0
――――――
―――



以下略



625: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:33:23.35 ID:A6FDrUyF0
魔王「……お父様が残したこの国を守っていかなきゃいけないんだ、私が引っ張っていかないでどうする」

側近「そうですね、その情熱をもっと他国との交流に向けてくれたら嬉しいのですが」

魔王「い、いいだろ別に……適材適所だよ!」
以下略



626: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:33:52.62 ID:A6FDrUyF0
リザード君「魔王様ー!昼飯用意してるぜー!」

エルフちゃん「はやくー!」

オーク隊長「おう!俺が腕によりをかけたんだ!冷めちまう前に早く来てくれ!」
以下略



627: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:34:27.68 ID:A6FDrUyF0
勇者「お、昼食のお誘いだね」

側近「さて、いつものメンツが呼んでいますよ。というより勇者さん、貴方他国の人間なんですからそろそろ自重してください」

魔王「フフ……愉快な連中だな、ホントに」
以下略



628: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/01/03(土) 00:35:54.96 ID:A6FDrUyF0
終わった
中止筆頭のSSだったけど完走したからまぁいいや

もしお付き合いしていただいた方がいましたら、どうもありがとうございました


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