69: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 22:03:22.80 ID:dm/Enhbf0
天使(なるべく皆さんが帰ってくる前に事を終わらせておけば私へのポイントは中々に高まりますね、うん)
天使(あ、あとこの人数ですし、買い出しに行けばお夕飯も量的には問題なさそう)
天使(そうと決まれば、魔法で精霊を召喚して手伝ってもらって……)
70: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 22:04:12.85 ID:dm/Enhbf0
……
魔王「何というかまぁ、酷かったね」
71: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 22:04:51.81 ID:dm/Enhbf0
魔王「ともかく、竜爺に頼んで話し合いの場を設けさせてもらおう。現状、ああいった村は他にも沢山あるハズだ。早めに手を打たないと」
側近「うん、利用価値がなくなる前には何とかしなければいけない」
魔王「だから君はどうしてそう……」
72: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 22:05:20.50 ID:dm/Enhbf0
天使「あ、お帰りなさい皆さん」
魔王「ただいま。これは……君がやったのかい?」
天使「はい!」
73: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 22:05:54.21 ID:dm/Enhbf0
側近「一人でやれる量ではないですが、何か魔法を使ったのですか」
天使「はい、降霊魔法で精霊を呼び出して手伝ってもらいました」
魔王「上位魔法か、凄いね。この城全体の清掃の規模を考えるとかなりの数を召喚した筈だ。大した実力だよ」
74: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 22:06:22.94 ID:dm/Enhbf0
天使「そうだ、皆さん!夕食も用意しました、お口に合うかどうかは分かりませんが、よろしければそちらもどうぞ!」
オーク「おお!マジか!助かるよ、いつも俺が作ってるんだが今日は疲れていてな」
魔王「ハハ……僕があんまり料理が出来ないからずっとオーク君に頼りっぱなしだったからね。ありがとう、貰うよ」
75: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 22:06:51.06 ID:dm/Enhbf0
魔王「やれやれ、困った子だな。あの子も」
オーク「協調性が無いってのは色々となぁ」
天使「あんまり馴れ合う事が好きではない方なんですね」
76: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 22:07:26.87 ID:dm/Enhbf0
魔王「でも、どうしてまた掃除や料理なんかを?言わなきゃ得に誰も気にも留めなかった事なのに」
天使「私なりに、そして私が出来る範囲の事をしただけです。どうしても、皆さんのお役に立ちたかったので……と、その前に」
77: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 22:08:02.83 ID:dm/Enhbf0
……
オーク「美味い……ッ!!美味いッ……!!」
78: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 22:08:34.62 ID:dm/Enhbf0
魔王「ご馳走様、美味しかったよ」
天使「はい、お粗末様です。よろしければ、私が毎日ご飯を作りましょうか?」
竜爺「マ ジ で ?」
79: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 22:09:30.93 ID:dm/Enhbf0
天使「お酒も用意していますので、よろしければこちらもどうぞ」
竜爺「おお!よし興が乗った!オークよ、酒に付き合え!」
オーク「おう、竜爺さんがどのくらい飲めるかは知らんが、明日に支障が無い程度には付き合ってやるよ」
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