過去ログ - 魔王「天使がいた物語」
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72: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 22:05:20.50 ID:dm/Enhbf0
天使「あ、お帰りなさい皆さん」

魔王「ただいま。これは……君がやったのかい?」

天使「はい!」
以下略



73: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 22:05:54.21 ID:dm/Enhbf0
側近「一人でやれる量ではないですが、何か魔法を使ったのですか」

天使「はい、降霊魔法で精霊を呼び出して手伝ってもらいました」

魔王「上位魔法か、凄いね。この城全体の清掃の規模を考えるとかなりの数を召喚した筈だ。大した実力だよ」
以下略



74: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 22:06:22.94 ID:dm/Enhbf0
天使「そうだ、皆さん!夕食も用意しました、お口に合うかどうかは分かりませんが、よろしければそちらもどうぞ!」

オーク「おお!マジか!助かるよ、いつも俺が作ってるんだが今日は疲れていてな」

魔王「ハハ……僕があんまり料理が出来ないからずっとオーク君に頼りっぱなしだったからね。ありがとう、貰うよ」
以下略



75: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 22:06:51.06 ID:dm/Enhbf0
魔王「やれやれ、困った子だな。あの子も」

オーク「協調性が無いってのは色々となぁ」

天使「あんまり馴れ合う事が好きではない方なんですね」
以下略



76: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 22:07:26.87 ID:dm/Enhbf0
魔王「でも、どうしてまた掃除や料理なんかを?言わなきゃ得に誰も気にも留めなかった事なのに」

天使「私なりに、そして私が出来る範囲の事をしただけです。どうしても、皆さんのお役に立ちたかったので……と、その前に」


以下略



77: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 22:08:02.83 ID:dm/Enhbf0
……


オーク「美味い……ッ!!美味いッ……!!」

以下略



78: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 22:08:34.62 ID:dm/Enhbf0
魔王「ご馳走様、美味しかったよ」

天使「はい、お粗末様です。よろしければ、私が毎日ご飯を作りましょうか?」

竜爺「マ ジ で ?」
以下略



79: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 22:09:30.93 ID:dm/Enhbf0
天使「お酒も用意していますので、よろしければこちらもどうぞ」

竜爺「おお!よし興が乗った!オークよ、酒に付き合え!」

オーク「おう、竜爺さんがどのくらい飲めるかは知らんが、明日に支障が無い程度には付き合ってやるよ」
以下略



80: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 22:09:57.30 ID:dm/Enhbf0
……


側近「……」

以下略



81: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/12/31(水) 22:10:25.83 ID:dm/Enhbf0
側近「それで、私に何の用」

魔王「彼女の事を、あまりよくは思っていない様に感じてね」

側近「天使さんか……魔界の者と天界の者、相容れぬ存在が一緒に居る事はあまり好ましくない。貴方の決定ならば従うけれど、正直私は上手くはやっていける自信は無い」
以下略



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