過去ログ - QB「僕と契約して、ツインテールの戦士になってよ!」まどか「ツインテール……?」
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402:名無しNIPPER[saga]
2015/01/23(金) 01:23:46.31 ID:yX8JdJ2e0

ケルベロスギルディ「……ホーリーブラック。貴様一人か?」

ほむら「私の仲間は聖女様候補だけあって優しいの。それより……あなた、演出より役者のほうが向いてるんじゃないの?」

ケルベロスギルディ「――あらん。見破るなんて、あなたもなかなかの策士ね」

ほむら「ふんっ。あなたの言う通り、くだらない茶番だわ。それと口調、いいのかしら」

ケルベロスギルディ「テレビカメラはレッドちゃんとマミに釘づけだもの。それに、この距離ならマミに会話が聞こえることもないわ」

ほむら「……本当に役者向きじゃないのかしら、あなたは」

ケルベロスギルディ「確かに役者も悪くないけど、やっぱりアタシは演出家よ。その証拠に、マミは無事に悲劇のヒロインとなった。そしてこれから、ヒーローへと奇跡の昇格を果たすのよ」

ほむら「……巴マミがヒーローへ? 妄想ね。あそこでうずくまっている彼女に、そんな力があると思うの? 巴マミは強がりで、いつだって無理をしすぎているけれども――そのくせ、誰よりも繊細な心の持ち主よ。あなたに踏みにじられた心が、そう簡単に修復するとは思えないわ」

ケルベロスギルディ「いいえ。マミを国民的アイドルに押し上げたアタシが断言するわ。マミは、立ち上がる。そうしてきっと立ち向かってくれる。だからこそアタシがあなた達二人を倒さなければならないの」

ほむら「……」

ケルベロスギルディ「そうしてヒーローの二人を打ち倒した怪物を、復活したマミが倒す。新生のヒーローの誕生として、これ以上劇的なものがあるかしら?」

ほむら「……やっぱり妄想ね。あなたは巴マミを過大評価しているし、なにより――私も杏子も、あなたなんかに倒されないわ!」

ほむら『インキュベーター。属性力の解放を行うわ』

QB『え? でも、君はまだ属性力を解放していないよ?』

ほむら『いいえ。もう十分にしているわ。さっき――まどかが、ね』

まどか『……え? わたし?』

さやか『あー、そういやまどか、さっき妙なテンションではしゃいじゃってたなぁ』

まどか『ええ!? あ、あれのことなの!?』

ほむら『ええ。まどかが心から褒めてくれた。私にとってそれ以上の属性力の解放はないわ。だから、いくわよ』

QB『わかったよ、ほむら。君の信じる属性力を叫ぶんだ』

ほむら『ええ!』

ほむら「グラス・オン!」



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