過去ログ - QB「僕と契約して、ツインテールの戦士になってよ!」まどか「ツインテール……?」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/01/23(金) 01:57:46.53 ID:yX8JdJ2e0
ほむら「……っ!」
ほむら(この感覚は、スモールバストの時と同じ――! でも、あの時ほどじゃないわ。ちゃんと、抑え込めるっ)
さやか『今回は地味な変化というかなんというか……眼鏡つけただけだよね』
まどか『パーフェクトだよほむらちゃん! わたしの想像した通りのほむらちゃんだよ!』
さやか『眼鏡かけただけというのに、このはしゃぎっぷりは一体……』
ほむら「かつて三つ編みとともに打ち捨てた眼鏡だけれども――まどかが褒めてくるなら、もう一度付け直すくらいはいいでしょう」
ケルベロスギルディ「……眼鏡(グラス)属性。アタシの三つ編み属性と同じく、科学の発展によっていつかは滅びゆく属性。あなたは、その持ち主でもあったのね」
ほむら「ええ。いまなら三つ編みを愛したあなたの苦しみ、わかるかもしれないこともないわ。愛したものが消えてゆく無念さ……その絶望は、底知れない。だからこそ、あなたは諦めてしまった」
ケルベロスギルディ「…………」
ほむら「そうして失意に打ちのめされ流されるうちに、演出家として見つけてしまった希望に死に場所を望んだのかもしれないけれども……残念ね。いまの私は眼鏡装着者(グラスパー)にして支配者(グラスパー)。あなたの演出に踊らさるような小物でないわ!」
さやか『え? いまのダジャレ?』
まどか『さやかちゃんっ。そこはツッコミいれちゃダメだよ!』
ケルベロスギルディ「何ですって? 眼鏡をかけただけで舞台から降りれるほど、アタシの演出は甘くなくってよ!」
ほむら「ならば眼鏡の力を思い知りなさい! ――カオシックインフィニット!」
ケルベロスギルディ「なっ!? ブラックちゃんが消え……こ、これは、幻覚――いえ、結界!?」
ほむら『そうよ。ここは、かつての私が誘い込まれた結界。悪意の満ちる、出口のない迷路』
ケルベロスギルディ(ブラックちゃんの声……隔離した空間の外から呼びかけているのね)
ケルベロスギルディ「迷路に出口がないなんて、反則よ。そんなおいた子する子には、目には目をで、結界なんて壊して出口を――」
Izabel「……」ズズズズ
ケルベロスギルディ「――!」」
ほむら『もちろん、あなたにふさわしい敵も用意しておいたわ。その門と遊んでいないさい――地獄の番犬さん』
Izabel「……」
ケルベロスギルディ「……シャレが効いてるわ。いい趣味してるわねん、ブラックちゃん」
ほむら『これはかつての再演よ。とはいえ、いつかの私には救いの手が差し伸べられたけれども……あなたにはその門をくぐってもらうわよ、ケルベロスギルディ』
Michaela「……」ユラユラ
Michaela「……」ユラユラ
Izabel「…………」
ケルベロスギルディ「あらん。よりにもよって番犬が地獄の門をくぐっちゃうなんて――それは笑えない冗談ねっ、ブラックちゃん!」
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