過去ログ - QB「僕と契約して、ツインテールの戦士になってよ!」まどか「ツインテール……?」
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474:名無しNIPPER[saga]
2015/01/29(木) 00:38:37.27 ID:VL+HBdix0

ほむら「杏子! 巴さんは私が守るわ! 後ろは気にせずやりなさい!」

杏子「ああ! ――とっりゃぁあああ!」

トリロバギルディ「ぐぬぅ……!」


――アンモナギルディよ……すまない。

――門出を目の前にしていたお前を守りきれなったこと、悔やんでも悔やみきれん。

――思えば出会ったばかりの頃は、お調子者のお前を疎ましく思っていた……。

――それが、いつの間にだったかな……見どころのあるやつだと、見習うべきところのあるやつだと、私自身も発奮したものだ。

――本当の弟のように思っていたよ……ホーリーレッドは、強い。おそらく、私も敵うまい。

――あの世でまた、汗と透け濡れを肴に酒を飲みかわそうぞ――!!


杏子「うるっせぇええええええええええええええええええええええええええ! 戦いの最中なに聞かせやがんだてめえはぁあああああああああ!」

トリロバギルディ「たとえ死する運命だとしても! 先に行ったアンモナギルディのためにも、私は我らが生きた証をこの世に残さねばならぬのだぁ!」

マミ「……ぃっく……ぐすん」

ほむら(……RPGか手榴弾で葬り去りたいわ、あいつ)

トリロバギルディ「俺の命を賭した一撃一撃が、貴様の珠の汗一滴へと変化してゆくのだ!! 受けよ、ホーリーレッドっ。我が渾身の一撃……!」

杏子「……はっ! 汗だの濡れ透けだのをあたしに押し付けよう何て、笑わすんじゃねーよ!」

トリロバギルディ「なに!?」

杏子「あたしは愛と平和の架け橋。そして――燃えるポニーテイルの戦士だ! 受けろよ、トリロバギルディ! 汗も蒸発させて燃え上る、正義の一撃を。――グランドバーニングスラッシャぁあああああああ!」

トリロバギルディ「ぐ、ぉぉおおおお! ふ、ははは……蒸発してなおも香る、優しい汗のにおいが……アンモナギルディ、俺も、お前の、元へ……!」

チュドオオオオオオオオン!

杏子(…………そ、そんなにおってねーよな?)クンクン

ほむら「……巴さん、もう泣き止んだかしら」

マミ「……ぐすん。ええ、もう大丈夫よ。――アンモナギルディ、トリロバギルディ。あなた達の絆は、私達の胸に確かに残ったわ」

ほむら「……それと杏子。別に気にしなくてもいいわ。もし気になるんだったら、シャワーぐらい貸すわよ?」

杏子「え!? い、いや別に! 気にしてなんかねーし!?」

ほむら「はいはい、そうね。それじゃあ帰りましょう」



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