過去ログ - QB「僕と契約して、ツインテールの戦士になってよ!」まどか「ツインテール……?」
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678:名無しNIPPER[saga]
2015/02/21(土) 01:41:01.10 ID:WNL/7tCY0






――アルティメギル秘密基地――


ティラノギルディ「……お前とこうして差し向かいで話すのも、ずいぶんと久しぶりだな」

トリケラトップギルディ「二人で話しても、ティラノギルディ殿が滑られるからな……」

ティラノギルディ「ふん。今日は与太話などない。貴様の行いについて聞きたくてな」

トリケラトップギルディ「……」

ティラノギルディ「ただの人間を戦いに巻き込み行方知れずにしてしまったと聞いたが、まことか?」

トリケラトップギルディ「……真だ」

ティラノギルディ「貴様……! エレメーラを奪おうと逸ってのことと聞いているが、なぜそこで助けようとしなかった。敵の刃を背に受けてでも、己が罪はそそぐ。それが死に二菱の戦士のあり方であろう!」

トリケラトップギルディ「返す言葉もない。どのみち、あの時もはや私の手に負える事態ではなくなっていたのだ」

ティラノギルディ「貴様らしくもない。失敗しても何度でもやり直すのが、幼馴染属性の盟主たる貴様の信条であろう。なぜゲートに巻き込んだ?」

トリケラトップギルディ「……やり直す、か」

ティラノギルディ「……なんだ? よもや、その場で奪うのではなくさらいあげてエレメーラを奪おうとしたわけではあるまいな。そんなもの、戦士の風上にも置けない外道の行いだ」

トリケラトップギルディ「……すまない。繰り返すことができようとも、とりかえしの聞かないこともあるのだと、気が動転してしまったのだ」

ティラノギルディ「……角を守ったのか?」

トリケラトップギルディ「……ああ。この角を失えば、私は私でいられなくなる」

ティラノギルディ「ふん。だから何だ。そんな言葉で済まされるほど人間の命は小さくないし、我らの誇りも安くはない」

トリケラトップギルディ「分かっている。私とて、あの少女たちを時空の彼方に飛ばしてしまった時のホーリーブラックの悲痛な声が耳から離れぬのです……」



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