過去ログ - キョン「ペルソナ!」 アイギス「FESであります!」
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120:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 18:00:03.23 ID:t8V4LTxho

「これは、私たち側の問題で、山岸さんたちには伝わりにくいかもしれないけど。一応、みんなの前で発表しておくわね」

朝倉は、一呼吸を挟んで、


「涼宮ハルヒが、もとの時空から消失したわ」


オーケイ、よく分かった。
―――つまり、この世界に神も仏もいないと言う訳だ。


「スズミヤって……古泉が言ってた、例の……この影時間の原因とかっていう?」

古泉からどういった説明を受けたかは知らないが、どうやら伊織は、涼宮ハルヒという存在について、多少の知識があるようだ。

「えっと……どういうこと? それって、あなた達の仲間なの?」

岳羽さんの質疑を受け、俺はちらりと古泉を見る。俺の視線に気づいた古泉は、

「もとより異能力者同士出逢った身です。この際、隠す必要もないでしょう。それに、この影時間が発生している、原因でもあるのですから。お話しますよ。できるだけ手短にね」

そんなわけで。影時間の中庭を舞台に、古泉の語りが始まった。
内容は、涼宮ハルヒという存在の、その破天荒な性質と、それによって発生したと推測される、この影時間を生み出している、エネルギーについて。
そして、涼宮ハルヒを取り巻く、古泉や朝倉、パトロンたる長門、そして、何故だか振り回される運命にある、この俺の役どころなど。古泉は、一通りの事の顛末を僅か十分ほどで語り終えた。久々の新鮮な反応がお気に召したのか、いやに楽しそうに。

「えっと……つまり、その涼宮さんは、自覚を持たない神様で、その人が作り出した、新しいエネルギーのせいで、この影時間が発生してる、っていうこと……かな?」

山岸さんが上手に情報をかいつまみ、復唱してくれる。


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