過去ログ - キョン「ペルソナ!」 アイギス「FESであります!」
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225:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 21:12:01.19 ID:t8V4LTxho
俺は、黙ったまま、古泉に視線を向けた。神妙な面構えで、ハルヒの姿を、痛々しそうに見つめている。

「違う……もう……許されないの……私は……」

ハルヒが言うと、伊織は目を見開きながら、

「だから! 許すとか許されないとか、誰にだよ! アンタにそんな事言える奴、誰がいるってんだよ!」

「―――全てよ!」

伊織の声を弾き返すように、ハルヒが叫ぶ。その、フラフラになった体で、大地を踏み、立ち上がりながら。

「もういい……私の言うことが……理解、できないなら……もう……躊躇なんてしない……」

ハルヒが、ゆっくりと、ポケットからペルソナカードを取り出す。

「ペル……ソナ……!」

青い光が、再び、ハルヒを包み込む―――その時。

『―――み、皆さん、逃げてくださいっ! これは―――死神、死神がっ!』

舞い降りてきたのは、朝比奈さんの声ではなく、山岸さんの声。
そして―――


「行きなさい―――『タナトス』!」


ハルヒの声と共に―――俺たちは、闇に包まれた。


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