過去ログ - キョン「ペルソナ!」 アイギス「FESであります!」
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237:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 21:24:01.42 ID:t8V4LTxho

「イシス!」

アイギスと朝倉が冷やした空気を、岳羽さんのペルソナが巻き起こした、旋風が煽った。

「ラウレッタ!」

吹きすさぶ風が、俺たちに危害を加えぬよう、発生する、我が妹の障壁。絶対零度まで冷やされた大気を投げつけられると同時に、ニャルラトホテプの体表が、徐々に硬質化してゆく。そこに、森さんは、渾身の拳を放った。
ビキ。という、重く、鈍い音とともに、森さんの拳が入った位置から下腹部に向けての、巨人の体に、亀裂が入る。

「やったっ!」

その光景を前に、岳羽さんが快哉の声を上げる―――しかし、それが、ニャルラトホテプにとって、些細なダメージでしかないことを、俺は感じ取っていた。

『遊びは、終わりにしてやろう』

頭の中に、声が響き渡る―――ニャルラトホテプの声だ。
その声が止むと同時に、ハルヒを模したの像の前に、二つの光輪が重なり合ったような、奇妙な形状の光が浮かび上がる。

『! 何、これ……とても強いエネルギーが、に、逃げて!』

響き渡る、山岸さんの声。しかし、一体、どこに逃げろというのか。
何しろ、そのエネルギーとやらは、俺たちでなく。
この―――モナドの塔の外壁に向けて叩きつけられたのだから。


『刻の車輪』


轟音とともに、足元が崩れ始める。


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