過去ログ - キョン「ペルソナ!」 アイギス「FESであります!」
1- 20
91:名無しNIPPER[saga]
2014/12/31(水) 21:42:44.86 ID:gIGEqEoto

「……え、もう終わったの? あっさりしすぎてね?」

「ええ、終わったわ。……メッセージが届いてるわよ、ほら」

そう言った朝倉の手の中に、いつの間にやら、紙切れが握られている。長門らしい、几帳面な明朝体で、内容は以下の通り。


・月光館学園の面々 → 協力せよ。
・妹、他二名    → 無事。前者は本塔中層付近、後者は部室棟側の何処か。
・シャドウ     → 以前の影時間のそれとは別。影時間のエネルギーの化身。殲滅せよ。
・中庭       → 影時間内体感時間で二百四十五年と三ヶ月後までは安全が保障されている。


「……これだけか」

「長門さんらしい、分かりやすい内容でしょ」

朝倉が笑う。まあ、いい。知りたいことは一通り書かれていたしな。

「……どうやら、我々が向かうべきエリアも、大体目星が付きましたかね。まず、全員が集結することが先決でしょう」と、古泉。

長門のメモを覗き込みながら、なにやらぶつぶつと言いあっている天田と伊織。山岸さんは、また何かを考えるように、空中に視線を泳がせている。

「この、他二名ってのは?」と、山岸さんに訊ねると、山岸さんは、はっと我に帰ったように目を見開き、

「私たちのほかに、岳羽ゆかりちゃんと、アイギスという二人の仲間がいるんです。彼女たちの場所は、まだ探知できてないんですが、このメモの通りにサーチすれば、分かるんじゃないかと思います」

と、頷きながら言った。結構な大所帯だな、月光館学園組。
その言葉を聞いて、俺はまだ、妹の身の安全を確認できていないことを思い出す。磔シャドウ戦に気を取られて、失念していた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
261Res/374.00 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice