過去ログ - お嬢様「父を殺したのは誰か?」【R-18】
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8: ◆AYcToR0oTg[saga]
2015/01/01(木) 01:47:18.46 ID:oqGk6WLc0

執事「……では、報告します」

執事「A、四七歳。△△県で次男として生まれる。精神の成熟が比較的早く、そのため小学生時にはイジメを受けています」

執事「中学に上がってからイジメは止まりますが、友人はおらず、スキー林間や修学旅行は欠席をしています」

執事「そのような九年間を過ごしたため、義務教育時に心はそれほど成長しなかったのですが、そのおかげで遠くの高校に通っていた時は人並みに友人が作れました」

A「…………」

嬢「あら、まぶたがけいれんしてるわよ? 大丈夫?」

A「問題ありません」

執事「……続けます」

執事「大学入学を機に上京、わずかな仕送りとアルバイト代で生活を送ります。また、お嬢様のお父上とは大学を通じて知り合いました」

執事「大学三年時、これまでのアルバイトを止めて家庭教師を始めます。この時に担当していた女生徒が、後の結婚相手になりますね」

嬢「あら。一八歳未満の女性に手を出したの? 犯罪者ね」

A「信じてもらえるかはわかりませんが、元妻と事に及んだのは彼女が大学に合格した後です」

嬢「そう。ところで、顔がこわばってるわよ?」

A「…………」

執事「……その後、大学を卒業し東証二部の会社に就職。しかし三年後、お嬢様のお父上に声をかけられたことから、退職しています」

執事「お嬢様が調べようとしている三人は、いずれも会社創設時に声をかけられた方のようですね」

執事「必然的に、お父上との交流も深くなります」



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