5:404[sage]
2015/01/01(木) 02:12:11.47 ID:NNTSivNR0
青空だ。
木々が栄え、人々が栄えた。
町と言うにはあまりにも小さく、村と言うにも小さい。
集落という言葉があまりにも似合う。
僕はそこにいた。
『キミは?』
じゃじゃ馬娘か。コスプレにしては上出来だな。
『?』
おっと、僕もいつの間にかコスプレじゃないか
『?』
疑問を持った顔をするな。僕が困る。
さっきまで、珈琲を糖質と油質の塊と同等の扱いをしている店で
僕と接していたじゃないか、なんだこいつは。
『ヤシロ!お主一体何をしておる!....おや、この子は一体….?』
いや、お前が誰だ。見る限り…えぇと…とてもお婆さまな御容姿で….
『あまり見ない顔のものだのぉ….隣の村からでも来たのかい?』
いや、知らない。ちなみに話をする際に最初に「いや」や「そうじゃなくて」など
否定する言葉を返事の頭につける話し方をNO BUT法などというらしい
最も、この話は全く関係ないですけど
『お前さん、話せるかい?』
当然だ。なんと失礼な。
『とにかく、一度立ったらどう?』
じゃじゃ馬娘の言う事を聞くのは癪だが、座りすぎて尾てい骨が
とても痛いし、そうするか。
その立ち上がった刹那、僕はポケ怪物トレーナーよろしく目の前が真っ白になった。
22Res/8.42 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。